「ノー」と言うこと

こんにちは!はらぺこゆきです🌷
かなり久しぶりの投稿になってしまいましたが、みなさんお元気でしょうか?
私は元気です!寒さに負けつつも、ユニクロの最強服※に助けられながらなんとか、早起きを継続しています。
※着ると即暖かくなるので、枕元に置いて起床後すぐに着ることで、寒くても起きられるようになりました。これは最強。

さて、更新が滞っている間にも夏が過ぎ、秋が来て、さまざまなできごとがありました。今日はその中から、「エッセンシャル思考」を読んでの気づきを書いていきたいと思います。

読むに至った背景

そもそもなぜこの本を読むに至ったか。
それは、朝渋knockの仲間からこの本を勧められたことがきっかけでした。

noteでも何度かお話ししていますが、私はライターを目指して勉強中です。朝渋でもチャンスをいただき、毎週土曜日の朝に朝渋代表の5時こーじさんがお話しされる”村長朝礼”の内容をライティングする「村長朝礼ライター」をさせていただいたり、SHElikesのライターコースもやっと卒業が見えてきたり、ライターとしての学びが少し軌道に乗りはじめました。

しかし、1点集中が苦手な私。
先日、中村勇気さんにストレングスファインダーのコーチングをしていただいたとき※も、「共感性と収集心があるため、常に口を開けている状態。強く出過ぎると感情も情報も食べ過ぎてしまう”食当たりの才能”になる」とアドバイスをいただきましたが、注意や興味が多方面に発散してしまいがちなんです。
※この話はまた後日noteに書きたいと思います!

それが強く出てしまい、ライターになるという目標がありながら、さまざまなことに手を出してはうまくいかず落ち込む、といういわば負のループに入っていました。

負のループに入っている時ほど、俯瞰して物事が見られないですよね。内側にばかり注意が向いてしまい、自分の状況を客観的に見ることができなくなっていました。
そんな時に、朝渋knockの仲間に「読んでみて」と勧められたのがエッセンシャル思考でした。

「エッセンシャル思考」概要

エッセンシャル思考とは、「より少なく、しかしより良く」を追求した思考のことを指します。
これは商業デザイン界の巨匠、ディーター・ラムスの言葉。ラムスは当時流行していた華美な装飾のついたレコードプレーヤーをプラスチックカバーのみのシンプルにして売り出すという、周りから見たら暴挙に出ました。しかしこれが反響を生み、現在のスタンダードになりました。
ラムスのこの行動の背景を本書では以下のように述べています。

彼に言わせると、世の中の大半のものはノイズである。本質的なものはほとんどない。彼の仕事は、そうしたノイズを丁寧に取り除き、貴重な本質を取り出すことだ。(「エッセンシャル思考」より引用)

物事の本質を見抜く。重要だとはわかっていてもなかなかできないことですが、本質を見抜くこと=不必要なノイズを除去することなのだと述べています。

少なくしていくには”トレードオフ”が必要。つまり、何かを取るために何かを捨てるということです。

何かに「イエス」と言うことは、その他すべてに「ノー」と言うことなのだ。(「エッセンシャル思考」より引用)

これは「何を諦めなくてはならないか?」とネガティブに考えるのではなく、「何に全力を注ごうか?」と前向きに考えることで行動をシンプルにしていくものです。

自分の目標に対して厳しい基準を作り、その基準を元に徹底的に不必要なものを削ぎ落とす。
一点集中で目標達成する、ということが書かれた本です。

”シンプル”の難しさ

読了してまず思ったことは、まさに自分に足りない思考だな、と。
私は今まで、やりたいことはなんでもやってきた人なんです。論理より感情タイプで、思い立ったが吉日。やりたいと思ったことはやらずにはいられない。
これもひとえに周りの皆さんの支えや助けのおかげですが、なんとかやりたいことを実現してこられたんですね。本当にありがたいことです。

ただ、ライターになるという目標に関しては違いました。noteもそうですが、「書くこと」が誰でもたやすくできるし環境の中、書くことを仕事にするのは一点集中してでも極めていかなければならないことだと、痛感。

ライターだけでなく、仕事は”選択と集中”がなければ、秀でたり、自分の満足する状態にもっていったりすることはできないのだと思います。

…と、頭では理解しつつも、これまでやりたいことに埋もれてきた私にとって、何か一つを選ぶ、ということは本当に難しいこと。
「今度こそライターに絞ろう。いやでも、今は本業のマーケをもっと極めた方がいいかな?うーんそれよりも、身体は資本っていうし、まずは体力づくりかな?」
と、やりたいことがぽんぽん出てきてしまい、想像通りの壁に速攻でぶち当たりました。(笑)
シンプルってシンプルに難しい。(混乱)

どうなりたいのか?

このままだとせっかくエッセンシャル思考を理解したのにまた負のループに入ってしまう!!!
ということで、一度落ち着いて、自分のことを紐解いていくことにしました。
そもそも、私はどんな人間になりたいのか。どんなことが好きで、どんな才能があり、どんなことをしたら社会に貢献できるのか。
詳細は割愛しますが、結果として自分のしたい・できることは、「人やものをよく知っていいところを見つけること。そしてそれを広めること」だと、しっくりくるところまでたどり着きました。

そうなると、今自分が仕事として目指すところは、インタビュー記事やコンテンツ紹介記事などを書き、発信していくことだと改めて認識することができました。

自分の基準

自分の目指すところを認識した今、基準は「ライターになるために重要かどうか」であるべき。全てをやるなんて不可能。何かに「イエス」と言うことは、その他全てに「ノー」と言うこと。

…うーん、わかっているんですが、これもやっぱり難しい。(笑)
とにかく「ノー」ということが昔から苦手なんですよね。なので、少しずつ「ノー」を増やしていって、目標の輪郭をとっていくことにしました。スーパースモールスタートです。

最近でいうと、noteを書こうと決めた矢先に会社の飲み会のお誘いがありました。今までの私であれば、一つ返事で参加を決め、るんるんと飲み会に向かっていたと思います。
今回は、「ライターになるには今はどちら選ぶべきか?」と考えて、noteを書くことを選びました。「ノー」を選択
当たり前の選択かもしれませんが、私にとってはかなり大きな一歩でした。

しかし私は、このようなお誘い全てに「ノー」とは言えません。周りの人は私にとって大事な大事な宝物。周りの皆さんのおかげで今日も元気に笑っていられるんです。だから、会う時間もとっても大切。
だから、「ノー」という時は誠意を持って断る。で、その分しっかりライティングをする。そして、別の機会にまた会いにいく。

「イエス」と「ノー」のバランスを自分軸でしっかり取る。全部「イエス」に逃げない。それが私なりの基準なのかな、と。
何にせよ、判断する際に「ライターになるには今どちらを選ぶべきか?」と自問するだけで、今までの行動とは変わってくると思います。

ライターになる夢を叶えるために

本書を読んで、今の自分がすごくブレていることにも気がつきました。
ライターの勉強を始めた当初は没入していましたが、今はかなりかける労力が減っているな、と痛感。
ライターになりたいのなら、アウトプットの量を増やすべきだし、積極的にライター案件を獲得しにいくべきだと。

まずは定期的にnoteを更新していきたいと思います。三浦将さんが以前、「インプットだけしていると、知識の糞詰まりが起こる」とおっしゃっていましたが、まさにその状態だと思うので。

また、2020年のうちにライター案件を獲得したいと思います。
実は1件動いているものがあるのですが、それ以外にもう1件獲得したいです。ライターデビューを夢見て、着実に進んでいきます!と、この場をお借りして宣言。


拙い文章ではありますが是非これからも読んでいただけると嬉しいです!!

ではまた!🌷

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集