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「読書の力」1000日1000冊1000文字チャレンジ 第55日「読書を自分の武器にする技術」

読書ノート 2024/4/27

❶[1BOOK]
「情報発信のプロがやっている 読書を自分の武器にする技術」
尾藤克之著 WAVE出版
2024年2月20日 第1版第1刷発行

❷[3POINT +1]
◎はじめに〜本書のメリット
本書では、誰もが実践できる平易な読書術の紹介につとめました。読書をするうえで普遍的なルールやコツを重要度別に理解できるようになります。

① 本の要点は、3分の1にあるという事実
☆視野の法則を活用すれば速く読める
本をたくさん読み、たくさんアウトプットするには、ページの3分の1だけ読む「3分の1リーディング」が得策です。人間の視野の特徴を利用した方法で、研究結果も豊富です。

② 集中力が高まると読書が楽しくなる
☆集中力を上げるにはコレが何よりも重要
読書の集中力を高めるには、自分に合った時間帯に読むこと、睡眠を十分にとることが重要です。睡眠は生体リズムを整え、パフィーマンスとアップさせる効果があります。

③ 速読術の系譜を観察してみよう
☆読書力をアップさせるのはスキミング力
1)長い文章や難しい文章でも、要点や大まかな意味を素早く理解できす。
2)読みたい情報や興味のある情報を効果的に探せる
3)読書量や読書速度を増やし読解力や記憶力を向上させる。

❸[1ACTION]
[実行すること=自分との約束]
読書で人を幸せにする。その魔法のバトンを受け取りました。今度は誰かに手渡す番です。

❹[1episode]
☆おわりに
本書のテーマは2つありました。ひとつがアンチテーゼです。世の中にはびこる読書術を遠慮なく独自目線で評価しました。
もうひとつは、シンプル&エレガンスです。その昔、日本でも西洋でも、出版物は白い紙に黒のインクで書かれていました。
そのため、この本はシンプルに構成することを意識しました。
運命とは、不思議なものです。私は50代になり、自分の命が何かにつながっていることを感じるようになりました。それは、読書の力です。読書は、自分だけでなく、周りの人々も幸せにする魔法のようなものです。いま、私はその魔法のパトンをあなたに渡したいと思います。あなたも読書を通して幸せになり、周りに幸せの輪を広げてください。
あなたの活躍と勇気に心から感謝します。

❺「本を語る」
すでにお気づきのことでしょうが、最近「読書法」についての本を読むことが多くなりました。それは、自分がこのテーマで本を書くためです。
[思いついたこと]
何のために本を読むのか?と聞かれたとしたら、以前なら「好きだから」と答えていました。でも今は、「本を語るため」、「本を書くため」と答えるでしょう。つまりアウトプットのための「読書」です。読む側から書く側への転換、それは「視点」の変化でもあるのです。確かに、この4年間で、自分の立ち位置は大きく変化しました。すでに2年前の電子書籍の出版で、「著者」となり、「読書法」を教える立場になりました。この変化は奇跡と言っても過言ではありません。
[そして]
何より、本をただ読むだけではなく、本について語り、文章を書き、発信する日々は、私にとってはこのうえない「幸せ」なのです。かつて、本を読む時間もない、本を買うお金もない、どん底の状態を20年近く彷徨っていた頃のことを、思い出すたびに、今の自分の幸せを噛み締めているのです。人によって、幸せを感じるものは違うでしょうし、私のやってきたことを、そのままお勧めするつもりはありません。
[しかし]
4年間で身につけた「読書の力」は、確実に人生を変えます。本書の中にも書かれている通り、「自分に合った時間帯」に読み、発信するという「習慣」は、幾つもの課題を同時にクリアしているのです。例えば、「朝6時に起きて8時までに読書と発信を終える」という「習慣」には、「早起き」「読書」「文章を書く」を2時間以内に終えるために、さまざまな工夫が必要です。ダラダラ読んでいては間に合わないし、完璧な文章を目指していたら、いつまで経っても終わらない。そこには、あれこれ迷わない「決断力」が必須です。今でこそ、仕様変更して、時間には余裕ができましたが、私は仕事を辞めるまで、実際にこれを一年以上続けていたのです。
[だからこそ]
「即断即決」「即行動」が身につきました。迷っているなら止める、というルールも作りました。「習慣」は「自分との約束」です。自分で決めて、自分で変えていく。他人が決めたルールでは、そう簡単に変えられません。自分がそれに合わせるか、やめてしまうかのどちらかです。たいていは、やめてしまうでしょう。その方が簡単だから。そして、そういうことの繰り返しでは、奇跡を起こすことはできません。あくまでも「主体的に生きる」ことが条件です。まずは、「自分のルール」を作ることから始めませんか?


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