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「読書の力」1000日1000冊1000文字チャレンジ 第78日「捨てる勇気100」

読書ノート 2024/5/31

❶[1BOOK]
「捨てる勇気100」
小林弘幸著 (株)宝島社
2024年5月23日 第1刷発行

❷[3POINT +1]
◎はじめに〜
捨てる勇気を持てば、新しい人生がはじまる

① 身の回りのものを捨てる
☆一気に大量に片づけるのは逆にストレスになる

② 生活習慣を捨てる
☆ストレスのもとになる「厳しすぎる」ルールを捨てる

③ これまでの考え方やクセを捨てる
☆気持ちを切り替えるには物理的にものを捨てる

④食事の常識を捨てる
☆時間がないからと昼食を早食いするのはやめる

⑤人間関係を捨てる
☆「正義のないほう」を選ばない

❸[1ACTION]
[実行すること=自分との約束]
「厳しすぎるルール」を捨てる

❹[1episode]
☆自律神経とは何か?
自律神経には「交感神経」と「副交感神経」の2つがあります。この2つは車の「アクセル」と「ブレーキ」にたとえることができ、運動をしたり興奮したりした時に交感神経が高まり、逆にリラックス状態の時には副交感神経が高まるようになっています。
このサイクルが乱れると、夜に眠れなくなったり、逆に日中に頭がぼうっとしたり、なんとなく心や体の調子が悪いと感じるといった数々の不調につながるのです。
自律神経の特徴を知り、そのバランスがうまく整うような生き方を実践することで、心身のコンディションはみるみるうちに高まっていきます。そのカギを握るのが、本書で解説する「捨てる勇気」なのです。

❺「本を語る」
この本の「つくり」は、ビジネス書・自己啓発書のお手本です。これから本を書こうという人間には、最適ですね。
[思いついたこと]
☆一気に大量に片づけるのは逆にストレスになる
私はずっと、「仕事を辞めたら片付けよう」と思っていました。60歳を過ぎてフルタイムで働いていると、夜は食後に疲れて眠くなり、休日は身体を休めるので精一杯。とても片づける余裕はなく「仕事を辞めたら」とついつい先送りしていまします。
65歳でいったんフルタイムの仕事はやめたものの、今度は「長年の疲れ」が出てしまいました。また、一方で「1日1冊読めるかな」にチャレンジしていたので、本は増える一方。確かに、「一気に片づけよう」と思うだけでストレスになりましたね。

[そして]
☆気持ちを切り替えるには物理的にものを捨てる
例年、ゴールデンウィークには「衣替え」のため、夏物を出し、冬物をしまうのですが、今年はなかなか季節が変わらず、真夏日になったかと思うと、翌日には冷たい雨が降ったりと、長袖の衣服が仕舞えない状態が続きます。また、冷房が効き始めると、その対策もしなければなりません。毎日、服を着替えるたびにストレスを感じていました。ようやくこの「休暇中」に、服を入れ替え、不要な衣料品を捨てました。それも大量に。
[しかし]
我が家には、もう一つの課題があります。大量の本の整理です。「積ん読解消コンサルタント」と称しながら、自分の家も片付けられないようではどうしようもありません。これに関しては、我ながら面白いと思うアイデアが湧きました。それを実践して、みなさんに報告することにします。「捨てる」と決めた本について、最後のお別れをしていきます。本棚の1冊1冊に思い入れがありストーリーがあることに気づいたのです。

[だからこそ]
☆ストレスのもとになる「厳しすぎる」ルールを捨てる
自分で決めた「1000日1000冊1000文字」のルールを、自分で変更することにしました。
捨てるときめた本について「読まずに語る」のです。そう思いつくと、なんだかワクワクしてきました。長年、我が家の本棚で「積ん読」状態にあった本、いつか読もうと思っていた本、一度は読んだけど捨てられなかった本、いろいろ紹介できそうです。こんな決心ができたのも、「捨てる勇気」と出会えたからです。この本を私に教えてくれた「読書会」とその参加者に、改めて感謝を伝えたいと思います。

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