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「書くこと」は心を開くこと。「話すこと」は心をつなぐこと。
最近1on1の機会が増えているのですが、人に何かを伝えるって、とても難しいことだなぁと感じています。心の中にはたくさんの熱意や思いがあふれているのに、実際に人前でそれを話すとなると、自信がなくなってしまったり、うまく伝わらないんじゃないかと不安になったりしてしまう。だからつい、遠慮がちに話してしまうことが多いのです。
でも、文章を書くときは違います。文章だと、自分の気持ちや考えをしっかりと表現できているような気がします。適切な言葉や表現を選んだり、リズムやテンポを意識したりすることで、読んでくださった方に思いが伝わっているのを感じます。文章に熱量を込めるのは得意で、むしろそれに没頭するほどです。
では、なぜ話すときは難しいのか。おそらく、話すときには相手の反応がすぐに返ってきて、自分の説明がうまくいっているかどうかが気になってしまうからだと思います。相手に受け入れてもらえなかったらどうしようという気持ちから、オブラートに包んでしまうこともしばしば。そうすると、本当の自分の思いが伝わらなくなってしまうよなぁ、と思うのです。いつもいつも。
一方で、文章を書くときは時間をかけて自分の考えを整理し、どう表現すれば一番伝わりやすいかを考えることができます。だから、文章では自分の感情に近い表現や言い回しを追求できる。話すときには感じられないその自由さが、文章を書く楽しさでもあります。
私にとって、話すことと書くことは、まったく別の競技です(当たり前かもしれないけど)。そしてこれからは、話すことにももっと自信を持てるようになりたい。想いを、目の前の人にきちんと伝えられるようになりたい。今日はそんなことを考えました。
書くことは心の扉を開くこと。
話すことは心と心をつなぐこと。
コミュニケーションって奥深いですね。
今日もここまで読んでくれてありがとうございます。
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