
「人・本・旅」との出会いが夢を育むと思っている
今日は1月から走り始めたコミュニティ「夢つむぐ学校」のことを書こうと思う。
「夢つむぐ学校」のSlackには、
「人と出会える部屋」
「本と出会える部屋」
「旅と出会える部屋」
というチャンネルがある。
コミュニティ運営は初めてなので、メンバーの皆さんと対話しながら、様子を見ながら、チャンネル設計をしていこうと思っているが、立ち上げから用意していたこの3つのチャンネルにはある想いを込めているので、ここに書いておきたい。
📒 ☕
2024年末、何気なくXを眺めていると、あるポストが目に飛び込んできた。
備忘録です。今年は「自分が変わった」と思う機会がどれだけあったか。自分が変わる機会は、思うに「他者」「旅」「図書」の「た行の三つ」ですから、これらが減るとやっぱり乾涸びてしまいますよね。出会う他者は子供であろうと誰であろうと「自分を変えてくれる契機を与えてくれる人かもしれない」と…
— 山口周 (@shu_yamaguchi) December 28, 2024
山口周さんのこの言葉は、すとんと腹落ちした。自分の経験とぴったり重なったからだ。
今のままでいいんだろうか。もっと違う生き方があるんじゃないか。そんな切実な問いに立ち止まるときが、きっとあると思う。その問いと向き合う時間は確かに大切だ。答えは自分の中にしかない。けれど、それに気づくきっかけは、思いがけない出会いが運んでくれるものだ。
私もそんな経験をしてきた。会社員として働いていたころは、その働き方が「当たり前」だと思っていた。朝早くから夜遅くまで、家族との時間も自分の時間もなかなか取れないそんな日々を。
でも、出会いが、その「当たり前」を壊してくれた。1つは、オンラインコミュニティでの人との出会いだ。フリーランスとして、起業家として、自分の時間を大切にしながら働く人たち。彼らの生き方は、私の「当たり前」をやさしく、でも力強く揺さぶってくれた。
本との出会いも同じだった。『フィンランド人はなぜ午後4時に仕事が終わるのか』という本は、働き方に対する固定観念をすっかり溶かしてくれた。「仕事も大切だけど、家族との時間も自分の時間も同じように大切」という 当たり前のことを、あらためて気づかせてくれた。
そして、旅。昨年チェンマイに行って、コムローイ祭りを見てきた。「いつか」「そのうち」と思っていた夢が、実は「今」叶えられるものだったんだと、心の底から実感できた旅だった。
自分自身と向き合うことも、新しい世界に飛び出すことも、どちらも大切な時間。その行き来が、きっと新しい可能性を見せてくれる。
だから、「夢つむぐ学校」でも、この3つの「出会い」を大切にしたいと思った。
誰かと話をするうちに、ぼんやりしていた夢がはっきりしてくることがある。本を読んでいたら、思いもよらない世界が広がっていることに気づく。旅先では、「ああ、こんな生き方もできるんだ」と、新しい自分に出会える。
成長のきっかけをくれる憧れの人も、本から得た気づきも、旅先での発見も、きっと夢に近づける大切な「出会い」だ。
「夢つむぐ学校」が、そんな出会いが重なっていく場所になればうれしい。
年齢に関係なく、大人も子どもも「出会い」でもっと自由になれると信じている。
おわり
🛫
いいなと思ったら応援しよう!
