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ウマ娘の流行を予見したこち亀は、私の最愛の趣味読本で、人生指南書です。名著です。
私はバンコク在住です。会社で話すのは英語だけ、街中で話すのはサバイバルタイ語、という生活ですので、たまに日本語がとても恋しくなります。
そんな時は、noteの皆さまの投稿を読み漁ったりします。そしてたまにマンガ喫茶に行きます。(バンコクにもマンガ喫茶があるんです!)
そこで私が愛読しているのは、今も昔も変わらず「こち亀」です。
アニメの「ウマ娘 プリティーダービー」をご存知でしょうか?あの競走馬に擬人化されたウマ娘たちがターフを駆け抜ける姿は、名シーンと名実況を思い出しながら胸が熱くなります。
実は、私もこのウマ娘を子供と一緒に観て楽しんでいる一人です。ところが、ウマ娘を観ていて、ふと「こち亀」の199巻を思い出したんです。あの両さんが、「擬人化が流行する」この未来を予見していた、そんなことが頭をよぎりました。
こち亀で「擬人化」が予見されていた
両さんの先見の明は常に驚かされますが、199巻の第3話では「次に来るのは、擬人化だ」と大胆に予言していました。そのエピソードで両さんが手掛けたのは、盆栽を美少女に擬人化した盆栽コレクション、略して「盆コレ」。これが漫画の中の世界で大ヒットしたわけですが、こち亀の世界だけではなく、現実でもまさに両さんの予言通りでした。そうです。ウマ娘の大流行です。
こち亀の199巻が発売されたのは2016年。ウマ娘の放送はそれから2年後の2018年です。両さんはまるで未来を見ていたかのように、この「擬人化ブーム」を先取りしていたのです!
両さんが私を競馬の世界に案内してくれた
私が競馬に興味を持つようになったのは、こち亀がきっかけでした。高校生の時に読んだこち亀の競馬エピソードで興味を持ち、その後テレビで日本ダービーを観て以来、競馬に夢中になりました。今では家族全員で本物の競馬を観て、競馬場に出かけることもあります。高校生の頃に感じた両さんの競馬の魅力が、今こうして家族と共に楽しむ形でつながっているのです。
両さんが教えてくれた下町情緒の魅力
両さんは、昭和の下町に生きる人々の温かさや街並みを描くことで、私に下町情緒の魅力を教えてくれました。両さんの活躍する亀有の街並みや、昭和の東京の雰囲気にはどこか懐かしさがあり、私はその世界に引き込まれました。学生時代には、こち亀のエピソードを思い出しながら、浅草や上野を歩きながら両さんゆかりの地を探索したこともあります。その時に感じた下町の空気やお店の人々の温かさは、今でも忘れられません。下町の人情や温かさに触れることで、仕事や日々の生活の中でも周囲の人々との関係を大切にしたいと感じるようになりました。
両さんを思い出しながら楽しむ毎日の生活と仕事
こち亀は、私にとって特別な存在であり、単なる娯楽以上の存在です。多くのビジネス書や自己啓発本で語られる「先読み」や「柔軟な発想」、そして「チャレンジ精神」は、両さんの姿そのものです。インターネット黎明期に、パソコンを使いこなしてインターネットビジネスをいくつも立ち上げていた両さんに憧れて、私も彼のように最新技術に素早く対応したいと強く感じました。新時代の到来を予見して新たな技術を積極的に取り入れ、将来のトレンドを先取りして成功に導いたりする両さんの姿は、まさにビジネスマンにとっての模範だと言えると思います。
私がサラリーマンとして20年以上働いてきた中で、こち亀のエピソードはいつも私の背中を押してくれました。例えば、両さんがハイテクガジェットを使って交番の仕事を効率化しようとした話がありました。最新のコンピューターや自動化機器をどんどん取り入れて、当時ではすごく斬新なアイデアを実践していました。
両さんが考えるAIの時代はどんなだろう?
生成AIの利用がが爆発的に普及しているいまの時代に両さんがいたら、どのようなビジネスを考えるか、どのように使いこなすのか、とても興味があります。いや、そうではなく、私が両さんになることを目指さなければいけないのかもしれません!
こち亀はギャグマンガであり、ビジネス書であり、自己啓発書でもある、そして新しいコンテンツのアイデアの源泉でもあるのです。
両さんは、ストレスコントロール、アンガーマネジメント、睡眠術など、セルフマネジメントも完璧です。
これからも、こち亀を片手に、日々の生活や仕事に新しい風を吹き込んでいきたいと思います。両さんのように、楽しみながら人生を豊かにしていきたいです。
とはいえ、200巻を読み返すのはなかなかの根気が要ります。一体どれだけ時間がかかるんだろう、なんて考えてしまいます。ここまで書いていて、こち亀の電子書籍全200巻をオトナ買いしてしまおうか、手が震え始めました。。
私のサバイバルタイ語生活についてはこちら。