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『基本』は簡単とは違う。
昨日
「今日のクラスはちょっと簡単すぎました。」
と言われてしまった。
彼女はパワー系(ちょっとハードな流れが入ったヨガとでも言おうか…)がいい、と前にも言っていたので、昨日は彼女のために、パワーを仕込んだつもりだった。
なので、「は?」と思わず声に出そうになったが、グッと堪えて彼女の望みを聞いた。
残念ながら、このような方は結構いらっしゃる。
(別に残念でもないれども….)
私の目から見た彼女は、基本的な練習が絶対的に必要だ。
(みんな必要なんだけども….)
けれど彼女の感覚はそうではない。では、仕方がない。
基本的なこと、というのは、シンプルに見えて、実は難しいことが多い。
と私は思っている。
で、その基本的なことができて初めて、次の段階に進める。
ほとんどのことは、基本の応用だ。基本がなければ応用はできない。
ヨガでも、ピラティスでもバレエでも一番大事は基本だ。
基本あってこそだ。
「動き」ということで言えば、ゆっくりの動きは時に早い動きよりきつい。
が、それをきついと感じれるのは、体をちゃんと使えきる感覚があるからこそであり、それがなければ、単に「簡単」=「つまんない」になる。
と、まあ少しまたボヤき気味だが….
「クラスに来てよかった」と思って欲しいから、
参加してくださる方の好みや望みを聞いて、なるべくそれに応えたいと思う。だけれども、今回のように根本的な感覚が違うなと感じる場合は、きっとあまり拘らずに、流すしかないのだろう。
昨夜はそんなちょっとやるせないような気分を、
ワインで流し込んで寝た。
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すっきり晴れて太陽の光が射す朝はもちろん気持ちがいいけれど、こんな景色もなんやら幻想的で素敵じゃな…