政治家はなぜ権力を欲しがるのか

 今の政治家は、国民から税金を吸い上げまくって、自分たちは裏金た脱税だとやりたい放題!!

 その意見には全面的に賛成です。

 少なくとも、表面的に見えている姿からは、やりたい放題やって国民を苦しめているし、国力をあえて低下させる政策だらけで、本当に国を滅ぼしたいのかと思えるほど。

 どっかの国の言いなりにならないと命に関わるので、そうせざるを得ない面もあるという一面もあります。でも、圧力がかかっていても、言いなりにならず悪知恵を使って切り抜けたり、機転を利かせて国民の生活を楽にする方策は取れると思うのです。

 さて。
 そもそも、政治家ってなぜ権力を欲しがるのでしょうか。
 「国民を支配する」なんて、相当難しいことにチャレンジするのはなぜでしょう?
 それも、諸外国からの外圧に耐えながら。

 歴史的には、ヨーロッパでもアメリカでも、基本的に「富と名誉が手に入る」ために、領土を拡大し、現地民から富を吸い上げていました。
 アメリカなんてその土地にいた先住民を「駆逐」しながら強引に領土を広げて、富を吸い尽くそうとしていたことは、現在ではちょっと有名な話です。

 中国でも、ほとんど一緒だし、日本だって、争いに勝った一族が権力を握って富を吸い上げていましたよね。江戸幕府なんて、日本全国の土地の4割を持っていたとかいなかったとか。

 現代でも、お金を稼ぐことが正義のようになって体も人間関係も壊しながら邁進していく人がいますが、古今東西の政治家も同じようなものでしょう。
 本気で「お国のために」と考えていたのは、日本の明治時代の政治家くらいなのではないでしょうか。当時はかなりしっかり立ち回らないと本気で国が滅んでいましたから。

 で、富を手に入れたい!支配したい!という野心家の方が政治家に実際になると、富を吸い上げ続けるためだけに、子供に地位を継がせようとします。
 でも、子供に野心があるか?政治をわかっているか?というと、ほとんどはそうではないでしょう。支配すべき国民とは隔離された環境で育っていますし、適性というものもあります。現代の政治家が、トンチンカンで独りよがり、国民を苦しめて平気な顔をしているのは、自身が国民の一人として生活したことがないからでしょう。

 とりあえず、「政治家は国民から富を吸い上げるのが目的で動いている」ということさえ押さえておけば、変に期待することもないのではないでしょうか。

 「国民のことを本当に考えている政治家なんていない」これが事実なのです。

 一番大事なのは、自分を守ること。
 ずる賢く生きていける方法を模索していかなくてはならないな、と思います。

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