晩年の美
Facebookをめくっていたら、今まで見たこともないほどの美しい光の輪が。
寿命を迎えた星の数千年前に放出した外層のガスに、中心星からの紫外線があたり光っているのだと。
老いゆく人も、内側にある最後まで消えることのない光で、これまで生きて身にまとってきた様々な人生のかけらを美しく輝かせるのだと思いました。
目には見えなくても。
人も宇宙のカケラ。
亡くなった人をよく「星になった」と表現することがあるけれど、人は生まれた時から一つの星で、光の加減を調節しながら生き、やがて宇宙にかえっていく、そういうものなのかもしれない。
生まれる前の友も、お世話になったあの人も、みんなあそこにいる。
美しい星になりたいな。