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ADHD 自由と秩序 [約1000字]
ADHD特性を持つ人たちは、自由をどこまで欲しているのでしょうか?
私はADHDグレーゾーンの自覚があります。
これはよく考える事なのですが、答えはノーだと思っています。
私は自由を奪われるのが大嫌いです。人一倍自由を求める性格なのだと思っていました。しかし、いざ何でも自由にやっていいよと言われたら、何から手をつけていいのか分からず、途方に暮れてしまうという事は経験から分かっています。でも生きている限り、制約を受けることの方が必然的に多いので、それで息苦しくなってしまうのです。
さて、自由が欲しい。具体的にはどのくらい必要なのでしょう?
自由の中にもある程度の秩序は欲しい。
自由の幅はおそらく普通の人より大きい方が良いという考えに辿り着きました。
そこで、今回はADHDの特性を持つ人たちにとって秩序と自由のバランスが大事なのではという仮説をもとに、調べてみたことをまとめてみました。何かの参考になれば嬉しいです。
Here we go!!
ADHDの特性を持つ人たちは、自由と秩序のバランスがとても大切です!
秩序を保つということは、日常のしなければならない事を管理して、限られた時間を効率的に使うためにとても役立ちます。
毎日、必ずしなければならない事はルーティンとして無意識に身体が動くようにあらかじめ決めておく事が、無駄な時間とエネルギーの消耗を減らすことは周知のことだと思います。
ADHDの特性を持つ人にとって、自由な発想や刺激を求める傾向があります。この傾向が創造性を高めることに繋がっていると考えられています。
よって、組織化されすぎた時間の中ではこの自由な発想に基づく行動をしたり、発想に繋がる刺激を求める活動をすることには制限となってしまいます。それに対して、ADHDの脳特性を持つ人たちは、とても窮屈さを感じ強いストレスを感じる傾向があります。
例えば、私は旅行に行く時は旅程をびっしり決めてしまうことを避けます。旅の醍醐味は行った先に出会う偶然の人との場所や情報との出会い。それによってフレキシブルに、旅程を変えて行き、旅の予測不可能性を楽しむことが好きです。ただし何もかも自由というのも考えもの。ある程度の訪れる場所は幾つかポイント、ポイントで決めておく。緩めのフレームは作っておき、その中で自由な予測不可能性を楽しむというスタイルがしっくりきます。
ADHDの特性を持つ人たちは、適切なルーチンを作りつつ、柔軟性を持たせることで、特性を活かしながら生活を豊かにすることが可能だと結論づける事ができると思います。
秩序の自由の割合は、おそらく人によっても、ケースによっても変わってくると思います。
常に自由多めでもなく、常に秩序立てるわけでもなく、そこも柔軟性を持たせて、心地よく活動出来ると良いなと思います。