読書メモNo.49 『AI分析でわかった トップ5%リーダーの習慣/越川 慎司 』
kindle本です。
前作の『上位5%社員の習慣』は買ってすぐ上がっていたのでちょっとショックだった(笑)
前作同様、複数の企業に協力をもらって行動を分析
前作を読んだ人間としては、少し内容が物足りなかったかなぁ~と思いました。
まぁただで読めたので良いですが(笑)
2点、意外だと思ったこと
・トップ5%リーダーは歩くのが遅い
話しかけやすいように、意識してか無意識だからか、プレイヤーや他の95%社員は歩くのが早いですが、トップ5%リーダーと言われる人たちは社内を歩くとき、他の人より遅かったそうです。
・トップ5%リーダーは思い切った決断をしない
成功率を上げるより、失敗率を下げることを念頭に
やる覚悟とやめる覚悟をもっている。
私は転職したことがあるのでそれこそ色んな管理職を見てきました。
・男気があって、責任は持ってくれそうな体育会系の人
・包容力がありそうな言葉をかけてくれるが、実は部下の手柄を自分の物にしていたスネ夫タイプの人
・優しく穏やかで話やすいけれど、その性格が故にはっきり部下に注意をできない人
まぁお互い人間なので、全員に好かれるとか慕われるリーダーを目指すことは難しいとは思いますが、私が嫌いな上司は
人によって態度を変える人と人によってルールを変える人
です。嫌いというか一切尊敬できない。
今のところ、これがない管理職に出会ったことはないです。
特に部下によってルールが違うのが嫌いで、個人的にはそのルールをなくせば不満じゃないんですが。ルールがある以上守らせるのは上司の仕事と思ってしまう私は心が狭いんだろう。。。。
反対に残り95%リーダーの特徴もいくつか書いてありました。気になったのも2点
・なんでも「見える化」しようとする
・タスク管理が自分のメイン業務だと感じる
これは、思い当たるところとして、今私の会社もなるべくテレワークをしていますが、上の人たちは部下を管理できないといってテレワーク少し反対派。また、報告書も逐一必要となっています。
個人的には、役職とかが同じなら給料に見合った仕事の割り振りをすれば、さばける人がさぼろうが、さばけない人が残業になろうが構わないと思うんですよねぇ~自分の時間の量り売りと思ったら、給料と業務の質と量は比例させるべきと思う。それができていないから、管理できないと思うんだろうなと。能力に応じて業務量と質を変えるのは、経営上必要なんでしょうけれど、給料と比例させない以上社員は不満ですよー。
目次と、該当ページの冒頭だけでも目を通せば内容が分かるので、さっと見などには重宝しそうです。
おすすめ度:★★★☆☆
コスパ :★★★★☆ (アマプラ無料のため)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?