靴下を4枚履いてみたのは、ただの好奇心から

508日目。

昨日の続きです。

*

『冷えとりガールのスタイルブック』を入口に、冷えとりのことを知ったわたし。

冷えとりガールのスタイルブック (ナチュリラ別冊)

でも、暮らしに取り入れるまでには、ちょっと時間がかかりました。

ざっくり説明すると、冷えとり健康法では、「頭寒足熱」の状態を大切に考えます。
足元をあたためて、全身の巡りを良くすることで、心身ともに健康な状態にしていこう、というものです。

この「頭寒足熱」の状態を…

半身浴、靴下の重ね履き、食べ過ぎない、自分本位をやめる…

などなどで、つくっていくのですが…。

……。

く、く、靴下の重ね履き？？？

最初のハードルは、わたしにとってはここでした。

1枚目に履く靴下は、シルクの5本指靴下。
シルクで5本指だと、まぁまぁお値段がするわけなんです。
（当時のわたしは、3足1000円靴下を日常的に履いていたので、それから考えると、たしかにちょっとお高いお買い物ではあったわけです）

えー、高いなぁ！

でも、冷えとりを実践している人たちの体験談を読むたびに、冷えとりのことが気になって仕方がないのです。
要は、「自分もやってみたーい！」なわけです。

というわけで、最初は重ね履き4枚セットを、1セットだけ買いました。

当時、健康面で特に悩んでいることはなかったので、ほんとうにただの好奇心から始めました。

こんなふうに、わたしの冷えとり生活は、ただの好奇心からスタートしたのでした。

*

さてさて。
ようやく靴下をゲットしたわたし。

さっそく靴下を4枚履いてみました。

そして、気づきました。

……。

靴、履けないじゃん！

今まで、3足1000円の靴下を1枚だけ履いて、靴を履いていたわけですから、そりゃそうだ、って話なわけです。
足元がモコモコしちゃって、今まで履いてた靴は入りません。

というわけで、わたしは家にいるときだけ、靴下を履くことにしました。

夜、仕事から帰ってきて、お風呂に入ったあと、いそいそと靴下を履きます。
で、靴下を履いたまま、眠ったりもしました。

やり始めたのが、たしか、11月か12月くらいの寒くなり始めた時期でした。

このタイミングもよかったのかもしれません。

足元があったかくて、気持ちがいいなぁ〜。

違和感なくすんなりと始めることができたのは、季節のおかげもあったかもしれません。

一番最初に感じたことは、

足元をあっためて寝ると、疲れがよく取れるなぁ！

ということでした。

当時、わたしは飲食店で働いていて、日付が変わった頃に帰宅→就寝2時半or3時→8時起床で仕事へ、というライフスタイルでした。

わたしは、自分にとっての最適な睡眠時間は7時間以上だ、と感じているのですが、それからすると足りないわけです。

でも、足元をあっためて寝ると、朝スッキリ起きられる。
わぁい！

こりゃいいや！と体感したわたしは、家にいるあいだだけ靴下を重ね履きする、を続けていました。

靴下を4枚履いても履ける靴を買ったり、半身浴を日常的にしたり、ということは、このときはまだ、それほどやっていなかったように記憶しています。

そんな、なんちゃって冷えとり生活を続けていたわたしですが、翌春、「大デトックス祭り」を経験することになりますー（驚）！

*

長くなったので、明日に続きます。