こんな雑談を楽しくできるのが友達なんだろうと思った。
きのうの夜、X(初めて言った!)で盛り上がっていた、「となりの雑談(ジェーンスーさんと桜林直子さんのポッドキャスト)」の、世界はあなたを傷つけないようにはデザインされていないって話。
わたしもちょうどそのポッドキャストを聴いたばっかりだったので、いろんな人の意見をとてもおもしろく読んでました。
まず、そりゃそうだよ傷つくことばっかりだもんって思った。たぶんそれはみんな同じ。
でもそこから、それぞれいろんな受け取り方になるんだけど、大きく分けると、
ってなるか、
ってなるか。
もともとスーさんが言った言葉で、それに気づいてすごく楽になったから、そのつもりで人に話していたけど、サクちゃんが誤解を生むよねって言って、後者の考え方を話したら、スーさんがものすごくびっくりしてて、おもしろかった。
このおふたりはいつも、両極端な考え方に驚き合ってる。わたしは、スーさんとサクちゃんの中間くらいなので、どっちもわかるし、どっちもわからない。どっちの気持ちにも共感できて、どっちの考えにもびっくりできる。
「世界はあなたを傷つけないようにはデザインされていない。」
これを単品で聞いたとき、あ、みんなもそうなのかって思った。スーさんでさえもそうなのかって。
わたしはたぶん、世間一般の標準なかたちでは生きてないと思うから、世界のデザインからはみ出てる。そのせいで傷つくって思ってたから。
だから、わたしにとっては優しい言葉ではあった。
わたしは、他の人からは見えてないような、小さなものをわざわざ見つけてしまって、わざわざ傷つく、、、みたいなとこがある。
そして、その傷の痛みももちろんだけど、こんな些細なことに傷ついてしまっている自分がとても嫌で、そのことに落ち込む。
いつまでこんなに弱っちいのかなあーって。
だけどだけど、そこからがめんどくさいとこ。それが見えないひとにはなりたくないのですよ。
そこに鈍感になってしまったら、もうわたしに価値はないとか思う。
他の誰かがうっかり棘にささってしまってるのに、素早く気づいて、となりに行って手をにぎりたい。
「気にするな」ほど無駄な言葉はないと思ってる。だってもう、気になっちゃってるんだもん。
そんなことをいろいろ考えてました。誰かと話したらおもしろいだろうね。
もちろん、考え方が違うってことを楽しめる相手と限定です。説得とか説教はいらないです。
仕事終わって、散歩しながら帰ろうとしたら、鍵を忘れてることに気づいて、娘のいるとこまで取りに行ってる途中です。笑
電車で来た道を戻ってる。いいお天気でちょっと暑い。