「私もあの人もかわいそう!?」悲劇のヒロインから抜け出す方法。
今回は「自分かわいそうをやめる 」というお話です。
自分のことを「かわいそうな人」だと思っていると、その「かわいそうな人」を演出するためのエピソードが必要になります。
現実でも「ああー、やっぱり私かわいそう」と思えるような【かわいそうエピソード】が集まってきます。
例えば、
家族から邪魔者扱いされる
人から嫌なことを言われる
なぜかいつも体調悪い
なぜかいつも職場でいじめられる
家庭内に常に問題がある
練習積み重ねてるのにいつも大きくミスする
などなど。
例を挙げればキリがありませんが、
「ほら、ね?私かわいそうでしょ?」
と周りに言えるような出来事が身の回りにたくさん起こります。
わかりやすくいうと<悲劇のヒロイン>ですね。
なぜそんなことになるのか。
それは、「私かわいそう」をやってることでメリットがあるからです。
ざっくり言うと、
人から優しくしてもらえるとか人を責められるとか、いいわけできる とか。
そういう人にとっては「かわいそうだね。よしよし」と言われることが心の栄養分。
苦しい、だけどメリットがあるからやめられない。という、なんともど変態なドMっぷりを発揮し、そこのサイクルから抜け出せなくなっているんですよね。
なので、
なぜかわからないけど、どこに行っても酷い目に合う
とか
次から次へと問題が身の回りに起きる
という方は
「自分自身のことをかわいそうな人にしてないかな?」と、少し考えてみてください。
これは、他人に対してもそうです。
家族
子供
同僚
友達
目の前の人を「かわいそうな人」としてみると、その人はどんどん「かわいそうな人」になっていきます。
ですので、
それは、自分も目の前の人も、
「大丈夫な人」
「素晴らしい人」と思って過ごしてください。
自分も目の前の人も「かわいそうな人」として扱わないでくださいね。
ちょっとややこしいんですが、
「かわいそうだなー」と思う気持ちがダメということではなく、
そういう扱いをしないってことです。
私は幼い頃から
「お母さんはかわいそうな人」
「私が助けなきゃ」
と勘違いして勝手に息苦しさを感じて、拗ねてたという過去があります。笑
心が拗ねている&悲劇のヒロイン というのは、
音楽人生にも悪影響です。
ちょっと心当たりがある方は、気をつけてみてくださいね!