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【ここに来るまで】 2016年 一番緊張した講演 ニュージーランド大使と日本大使も参加していた『日本・ニュージーランド経済人会議』@ウェリントン 

【ここに来るまで】シリーズ

このシリーズでは、公立高校の英語教員だった僕が、日本語教育と出会い、ニュージーランドの大学教員トップ10の一人として表彰されるまでの歩みを書いていきます。こういう展開になるとは、夢にも思っていませんでした。

🌈 日本・ニュージーランド経済人会議での基調講演

2016年、ニュージーランドの首都のウェリントンでの基調講演。これは緊張しました。

教員生活も長いので人前で話すことは慣れていますが、それは生徒や学生さんが中心。不特定多数の人に、しかも、経済界の方に、ニュージーランドの日本語教育状況について講演するのは初めてのことでした。

さらに、ニュージーランド大使と日本大使が一番前。(正式名称は「駐日ニュージーランド特命全権大使」と「駐ニュージーランド日本国特命全権大使」)。さらに主催者のイアン・ケネディー氏も元駐日ニュージーランド大使、そして、日本側の委員長の住友林業会長をはじめ、ニュージーランドとの関わりのある経済界の方々。

この時は、緊張への対処法も全く意識しておらず、ただ緊張していました。

発表言語は英語と日本語を選べたのですが、話したいことも多かったので日本語で話して、同時通訳の方に英語への通訳をしていただきました。(緊張していたのでかなり早口で話したので通訳の方は大変だったと思います。心から感謝です。)

いまは緊張に対するお気に入りの対処法がいくつかあります。

🌈 「内向きのベクトル」から「外向きのベクトル」への切り替え 

劇団四季で主役を務めた経験をお持ちの佐藤政樹さんの本『人を「惹きつける」話し方』で紹介されている劇団四季の開演前の儀式「ゼロ幕」から学んだことです。

✅ 「なぜ私はその場にいるのか」と自分の存在目的に立ち返る。
✅ そうすることで、「内向き」のベクトルを「相手に何かを届けたい」という「外向き」のベクトルに切り替える。
✅ すると、悪い緊張が「いい緊張」に変化する。

🌈「感謝」

そして、もう一つは「感謝」の気持ちです。自分に向かっているベクトルを相手に向けると言う点で、ゼロ幕の儀式と共通しています。

✅ その機会を与えていただけていることに対する感謝。
✅ 未熟な僕の話のために大切ないのちの時間を使って聴いていただけることに感謝。
✅ その機会を活かすことができる自分の身体と心の状態に感謝、などなど。

感謝の気持ちを持って臨むと、聴き手のみなさんとの関係性も変わると感じるようになりました。勝手な思い込みかもしれませんが、そう思ったら、そう思えるようになったのです。

今も緊張しないわけではありませんが、「いい緊張」ができるようになった感じです。僕の場合は、ここまで来るのに、ある程度の経験、そして学びの両輪が必要でした。

高校生へのトーク

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