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【海外移住の原動力は?】 子連れで、仕事の当てがない状態でニュージーランドに移住

海外移住の実現は決断と行動とタイミングなどによって大きく左右されると思います。この記事では、僕にとっての海外移住の原動力と気づきについてお伝えします。

子連れで、仕事の当てがない状態でニュージーランドに移住

1999年、僕は安定した公立高校教員の職を退職し、3歳の息子と妻を連れてニュージーランドに移住しました。移住したものの、当時は仕事の当てもなく、この先どうなるのかという不安がなかったわけではありません。しかし、不思議と「なんとかなる」という感覚がありました。それは、ニュージーランドが持つ独特の雰囲気によるものかもしれません。

それから25年が経ち、ニュージーランドならではの空間と時間の流れを振り返ると、日本にいたら実現できなかったことが数多く起こっていると感じます。(もちろん、日本にいたら可能だったこともあったはずですが。)

移住後に得られた成果

✅ 高校教員を経て大学教員へ
✅ 博士号(応用言語学)の取得
✅ ニュージーランドの大学教員トップ10として表彰

一つ目と二つ目の成果は、移住前の僕がぼんやり描いていたものですが、実現していることに改めて驚きます。3つ目は想像していなかったものです。ニュージーランドという新しい環境が僕を後押しし、多くの挑戦と成長の機会を与えてくれました。

移住の原動力は?

僕は、教員生活6年目に日本の高校からニュージーランドの高校に派遣され、北島のハミルトン市で約2年間の任期を過ごしました。その期間中に長男が誕生し、慣れない環境での教員生活を送りながらも、家族と過ごす豊かな時間がたくさんありました。(春休みや夏休みは、仕事に追われずにしっかり休めたのです)

しかし、任期が終わり3月に帰国し、日本の勤務高校に戻った4月から、目が回るような忙しさが待ち受けていました。子供が起きる前に出勤し、寝た後で帰宅する日々。週末も部活動の指導や模擬試験の監督などで、起きている子供と過ごす時間はほとんどありませんでした。

ニュージーランドの教育現場を教師として経験していなかったら、当然のこととされる忙しさだったと思いますが、ニュージーランドでのゆったりとした家族時間を経験した後、時間に追われる生活は大きなストレスとなりました。そして、家族と一緒に過ごす時間をもっと大切にしたいという想いが、ニュージーランドへの移住を決断する原動力の一つになったのです。そして、すでにニュージーランドのライフスタイルを経験していたことがその想いを強くしてくれたのだと思います。

学びと気づき

この25年間で気づいたのは、「どのように生きるか」と同時に「どこに住むか」相互に影響しあい、人生の質や豊かさを大きく左右するということです。ニュージーランドでの移住生活は、仕事やキャリアだけでなく、家族との時間や自分自身のライフスタイルについて深く考えるきっかけを与えてくれました。

空間的にもゆとりがありました(裏庭)

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