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【ロンドン発】2024年週刊ジャーナル(7月29日~8月4日):今週もいろいろありました&いろいろ聞きました。

7月29日:エディンバラ2日目。暑くなる前にと、あさイチでArthur's Seat へ向かう。
アーサーズ・シートはエディンバラ市内にある標高251mの丘で、最近では、NETFLIX『ONE DAY』でも有名になった場所。

八合目。景色は十分に良いので、ここであきらめそうになるが、もう一息。
この先はほぼ通路の無い険しい岩の斜面が待っている。
頂上。アーサーズ・シートに一応触ってみた。

その頂上からはエディンバラの街を一望することができる。

自撮りしたら、シートの上に立っている奴がおった。

死んだ。マジ、キツ過ぎ。だが、その価値はあるとは言える。とはいえ、下りは石がすべってもっと怖い。ここに来る人はちゃんとしたスニーカーやトレーナーで来ること。

NETFLIX『ONE DAY』は、冒頭にエディンバラの街がたくさん出てくる。


体力消耗したので、ガッツリランチ。

日替わりスープと日替わりサンドイッチ。

学生さんたちの居住区だからか、お値段は少し安め。
でもとても美味しかった。


ランチの後は、さらに歩く。

RIP。

少し歩くと、パブを見つけたので、しばし休憩。

1862年設立。由緒あるパブなのか?
昨日のサイダーで大失敗したので、今回は白ワイン。


エディンバラの忠犬ハチ公と呼ばれる、グレーフライアーズ・ボビー(Greyfriars Bobby)。

皆が触るので、鼻のところだけ光ってる。


こちらのエキシビション(↓)が大変気になったので、National Museum of Scotlandへ。

冷戦下のスコットランド。

あまり気になる展示物は無く...。

だが、こちらのタイムラインはなにかと参考になりそうだ。

『National Museum of Scotland』は、ロンドンの自然史博物館とRAFミュージアムとV&Aが合体したようなミュージアム。

とにかく広い。


同じフロアに展示されているファッション関連もかなりランダム。
Nicholas Daley。カッコいー!!

スコットランドとジャマイカにルーツを持つ、ロンドンをベースとしたメンズ・ファッションデザイナー、ニコラス・デイリーの作品。ニコラス・デイリーは、Wu-Luなどとも友人でミュージシャン関係のコラボも多い。

ミレニアム・クロックはインスタから(↓)。

宮崎ブーゲンビリア空港の神楽はこちら(↓)から。


夕方からLEITHの方へ足を延ばして行ってみたが...、

特に何もなく...。

ディナーはリース川(Water of Leith)エリアのガストロパブ『The Kings Walk』で。


左上はハギスにパン粉をつけて揚げたもの。
ハドック(たら)のチャウダーはかなり塩辛かった!!


帰りしな、エディンバラ中心地に戻る途中にあったグラフィティ。


7月30日
:エディンバラ最終日。タクシーでStockbridge へ。

昨日訪れたリース川上流を散歩。

川から離れて新市街へ。

ジョニー・ウォーカーのお店。

ここでも、ウィスキー・エクスペリエンスやってます。


Stockbridge中心地へ歩いていく途中偶然見つけた『The Georgian House』を見学。

各部屋にガイドさんがいて、調度品や生活の様子を紹介してくれます。


一番感動したのはキッチン。

様々な形のケーキ型や鍋。
クッカーもとても機能的に作られていて、割と進んでいたのね、と感心。
ショートブレッドの押し型。かわいい。
ワッフルメーカー。
スパイスや砂糖、塩などは裕福な証拠。

ランチはストックブリッジのカフェで。

ストックブリッジはとてもかわいい街。住むならこの辺りが理想(住まないけど)。

せっかくスコットランドまで来たので、スコッチ・ウィスキーの歴史を知るべく、『The Scotch Whisky Experience』へ。

見学の途中に、このカードが配られる。映像を見ながらその地域の色のついたところを爪でこすると、そこで作られているシングル・モルツの匂いが出る。

地方によって全く香りが違うのが面白い。

先のカードからの香りで私はエディンバラを含むLawlandのシングルモルツをチョイス。
試飲したいもののところにグラスを置くとそれを注いでくれる(右上)。
しかしながら、ものすごい数のボトルのディスプレイ。圧巻。
私が選んだコースは一番安いシルバーだったので試飲は1種類だけだったが、ゴールド以上だと、もっといろいろ試せる。
試飲したウィスキーグラスはそのまま持ち帰ることが出来る。
箱をくれるので大切に包んで。

スコットランドに来たからには、と長男が絶対食べたい!と言うのは...、『揚げマース・バー(衣付きマース・バー)』!!

揚げマーズ・バーは、マーズ・チョコレート・バーを衣で覆い、油で揚げたもの。スコットランドのチップ・ショップで斬新な商品として生まれたが、1990年代半ばに様々なマスメディアがこの習慣を報じ始めて以来、しばしばスコットランドの食生活がいかに不健康であるかを批判的に論評している。

そのまま食べるだけでも甘いのに(キャラメルが入っている)それに衣をつけて揚げて、アイスクリームまで付けて...。


路上で見かけたバグパイプを弾く青年。

エディンバラはこれにて終了!!スコットランドは遠かった...。


8月1日:木曜恒例のJazz Re:freshed へ。本日はベースプレイヤーのデイジー・ジョージ。

インスタ動画(↑)にもあるように、優しい歌声に魅了されるが、ギターソロ、半端なく凄いぞ。 

インスタのストーリーにもアップした、私の白ワインが白じゃなかった件。

New Theory というカンパニーの『White Lies』という銘柄で Pinot Grisなのだが、色がついている。

いぶかし気にオレンジ色のワインを見つめる私に、バーのお兄さんが「ヴィーガンだからだよ」と。ワインはすべてヴィーガンだと思っていたので、??だったが、あー!そうなんだ!と。お兄さんかわいかったからOK。白ワインとはまったく味の違うので、そうでないと思えば飲めないことはない。昔祖母が作っていた自家製梅酒に似ている。でもこれ、あれじゃない?ちょっとお高めの中東レストランとかで、オレンジ・ワインって言う名前でメニューにあるのと同じ。そう思えば、美味しいとすら思えてくる。

8月2日:グラストで見た、PJハーヴェイのコスチュームが素敵過ぎて、デザイナー誰なんだろう?と思っていたら、Todd Lynn というロンドンベースのデザイナーだった。

8月3日:友人夫婦とプリムローズ・ヒルのパブでディナー。


到着すると、外のテーブルは、祭りか!というくらいの人、人、人。幸い友人がテーブルを予約してくれていたので、中に入るとがらーん...。こんなに空いてるんだったら中で座って飲めばいいのに、ホントイギリス人って立って外飲みするの好きよね。
ここはピザが有名なので、残りの3人は様々なトッピングのピザを楽しんでいたが、私はディナーで炭水化物を摂らないようにしているので、ハムとチーズのプラッターを。しかし、このプラッターにもパンが付いてくるようなのたが、バーのお姉さんが気を利かしてくれて、「パンの代わりにクラッカーにしておいたから」とウインク。いや、クラッカーも小麦だろ、とは言わずに、あら素敵、心遣いに感謝するわ!と私もウィンクを返した。

随分昔にプリムローズヒルに住んでいた時は、歩いて5分のこのパブによく来ていた。なのでよく知っている場所なのだが、あれから20年以上も経った今、この場所は若者で埋め尽くされている。中にはバーカウンターで大声て歌いだす奴らもいて、ああ、そんなパブじゃないんだよなあ、、、と思う。バーの中には女性スタッフしかおらず、彼女たちもナーバスになっているのが分かる。夫が、ちょっと様子見た方が良いかも、と言うので、もし何か起こりそうなら助けに行けるよう準備。まあ、何事も起こらなかったのだが、帰りしな夫と、なんかもうあのパブに行くには年をとりすぎているような気がするわ、と話したものの、少し場違いなような気がしたのは事実。こうやっていろいろと世代交代していくのよね...、ってただのパブ(笑)。


8月4日:シチリアのエトナ火山が噴火してる!


去年行ったエトナ火山ツアーはこちら(↓)。


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今週の1曲:Dos Monos - OCCUPIED!

『National Museum of Scotland』でニコラス・デイリーの作品を見てふと思い出したドスモノス。2022年にウィンドミルで観たのだけど、衣装提供がニコラス・デイリーだったから、本人(ニコラス)も観に来てた。凄い熱気でめっちゃ楽しかった。また戻ってきてくれないかしら。

(今週終わり)

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