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『SAVE THE CAT の法則』読んでます

 10月8日から読み進めている『SAVE THE CAT の法則』ですが、もう少しで読み終わりそうです。そんな今、言えるのは、本当に買ってよかった!

 私は日本人だから、アメリカ人である筆者との言葉遣いや文化の違い、()の中にジョークが入っていたり、私が映画をあまり知らなかったりするせいで、頭の中がはてな(?)でいっぱいになることもたくさんあって、読み進めるのに、時間はかかっていますが、本当に買ってよかった。

 読んでいくうちに思ったのは、この本を参考にして作られた作品が、世の中にたくさんあるなということ。最近のマンガなどで似通った話の流れだなーと、感じていた謎が解けました。
 もっと前に作られた本だと思ったんですが、2010年と最近の本だったのでビックリです。(2010年って最近ではない?w)いち早くこの本を読み、自分の中に取り入れ、作品作りをしている人は、どんどん結果を出している印象です。

 この本で、参考として登場する、映画『デンジャラス・ビューティー』を改めて観たましたが、型のように進んでいくけど、それだけではない。映像として、娯楽として、人を楽しまるありとあらゆる仕掛けが満載で、とっても面白かったです。

 なので、この本を読むだけでは、まだまだ面白いストーリーは作れない。とは感じます。たくさんの面白くさせるテクニック。見せ方、登場人物の生きた会話。それは自分自身が試行錯誤して、見つけなければならないのかもしれません。でも読んでいるのと読んでいないのとでは、かなり差ができる印象です。(読んで、型にはまりたくないという気持ちもわかります)

 最後の方にある、ストーリー作りの小さなコツも、それだけでも知れて良かった!と唸る内容でした。

 アメリカ人が作った映画を作るテクニック満載なので、日本人である私が小説を書くためには、また違った表現方法とかも、必要になってくる気はしますが、根底は同じだと思います。
 人間の根底の欲求に向けた、作品作りの一助に、この本がこれからなってくれることと思います。

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