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七夕の夜に笹の葉色の琥珀糖を
こんばんは〜!
おうちごはんアドバイザーのまみげです!
7月がもう1週間経っちゃったなんて信じられないけれど、本日は七夕です🎋✨
本日は七夕です🎋
やだ信じられない。
前の住まいでは近所の住民の集い広場とか児童館とか、そこかしこで七夕飾りを飾る風景を見ていたけど…。
今の我が家のこのあたり、周り全部住宅地で近くにそういう公共の広場も無いもんで、今年はあんまり身の回りで七夕を感じるものに触れてないというのもあって、気付いたら翌日に七夕が迫ってて焦っちゃった⭐️
(べつに七夕に何をするとかの義務もないけどね?)
ただ、子どもはこういう行事食とか好きで喜ぶので、今年もそうめんと、美味しい野菜がいっぱいあるのでそれらを使って天ぷらにしました。
でも、丸ズッキーニを星型に抜いてあげる。って約束して忘れた私はダメな母親です…🫠
最近暑さのせいか、やや夏バテ気味なので、そうめん、天ぷら、ちょこちょこ副菜でさらっと七夕晩御飯。
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さてさて、食後のデザートタイム♪
今年の七夕のデザートは先日呟いたサイエンススイーツを出す事にしました♪
コメントでチョコさんが、七夕も近いので色の変わるゼリーとおっしゃってくれて、ちょっと惜しかったのですが、でも確かに七夕スイーツとしてこれはアリだなと思えるものだったので、ご指名と相成りました。
何かというと…。
変わるのは色じゃなくて、表面の質感!
時間と共に表面がシャリシャリと糖化して硬く変わる、琥珀糖を作ってみたのでした!
しかもね、砂糖が三温糖しか無かったから本当に琥珀色の琥珀糖と、青で着色したら笹の葉みたいな深みとくすみのある緑色になってなんとも渋い佇まい。
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図らずも七夕用に作ったかのような色合いになった訳で…。
さてさて、皆さま今更ですが、
琥珀糖、ご存知でしょうか?
琥珀糖は基本的には寒天、砂糖、水の3種類の材料で作る事ができ、宝石のような美しさと周りのシャリシャリ感、中の柔らかい寒天の感触が楽しい不思議なお菓子です。
数年前からじわじわと流行り始め、今では色んな琥珀糖がそこかしこで見られるようになりましたが、琥珀糖自体は現代に新しく作られたお菓子ではありません。
琥珀糖は江戸時代から作られ始めた和菓子です。
由来については長くなるのでここでは割愛しますが、偶然の産物であったとは思うのですが、江戸時代から砂糖の結晶化を利用してお菓子が作られていた事がとても興味深いです。
当時初めてこれを作った人は、その美しさと不思議さにさぞかしワクワクしたのではないかなぁ。と、江戸時代の製菓についても思いを馳せてしまいます。
そんな不思議スイーツの琥珀糖、作り方が難しそうに思えるかもしれませんが、煮溶かして、固めて、割って、乾燥させるという、実にシンプルなものなので子どもと作るのに最適なのです。
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包丁で綺麗にカットしても良いけど、子どもならスプーンでラフに分割もより宝石感が出て良いですよ。
子どもの学校が、宿題よりも家庭での自主学習を勧めていてそういう取り組みをしているので、これも理科の自由研究にもなるかもね〜。
なんて話しながら、乾燥させる方法を変えて3タイプで乾かしてみたりしました♪
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詳しくはレシピと共にまた後日、記事にしたためたいと思います♪
そして乾燥させる事数日…。
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断面はキラキラ✨
なんか断面が鰹節みたいって思っちゃった。
でもこれびっくりするくらいお砂糖が入ってるので、食べるのは1回に2〜3個位までにしておいた方が良いです。
今回はこんな風に七夕仕様にお皿に盛り付けてみました。
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ここぞとばかりにする母。
息子よこれでお許し下され。
これで2人分。
天の川スタイルな盛り付けで、私用に箸休め的な甘酸っぱいベリーを少々笑
琥珀糖、食後の飲み物と共にちょっと甘いものが欲しい時に丁度良いかも♪
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私はこれくらいで充分だわ笑
ではでは、皆さま良き七夕を!
お読みいただきありがとうございました〜!