甘いものNo.12|ヴェネツィアのカルネヴァーレに想いを馳せて。ザエッティ
※今回写真が大量に投稿されてます。
Wi-Fi環境のある場所でお楽しみ下さい。
最近Pezioさんの記事でチラホラカーニバルと言うワードを目にするたびに、
もうそんな時期か。
今年はヴェネツィアどんなかな。
と、ソワソワしていたのだけど、気がつけばもうカーニバル期間も後半?
今年は流石に開催してないと思うけど、ヴェネツィアのカルネヴァーレに想いを馳せてヴェネトの菓子を作りました♪
私がヴェネツィアと言えば。で思い起こすのは、ザエッティというとうもろこしの粉を使った、サクサクではなく、もそもそホロホロした食感が特徴的で、レーズンが入った、ちょっと重めのクッキーです。
これはカルネヴァーレのお菓子では無く、カフェやお土産物屋さんで売っていたり、食後のカフェに添えられて出てきたり、日常的に食べられていたお菓子。
最初は???って感じでイマイチな気がするのだけど、慣れてくるとコーヒーに添えてないとちょっと物足りなさを感じる。みたいな個性的なクッキーです。
そのザエッティ作りに使うのは、コーンミールか、なければ代用でポレンタ粉でも良いと思います。
コーンミールはいかにも本場のっぽい感じになります。
ポレンタ粉を使うともそっとしつつも粒が大きいのでガリガリと噛み応えがあって、入れ歯のお年寄りは悶絶しそうな仕上がりになるけど、これはこれで噛みしめて食べる感じが結構好きなので、私は敢えてポレンタ粉で作ったりもします。
お好みの食感で試してみてください。
ちなみにこれにはイタリアのお菓子作りに欠かせない、リエビトと呼ばれる香料入りのベーキングパウダーを使用しています。
何故かベーキングパウダーというものが存在せずに、お菓子にはこのリエビトを使う。
これを使うと猛烈にイタリア菓子感が出ます。
ちなみにパン作りに使うイーストの事もリエビトと呼んでいて、初期の頃は大変混乱しました。
これは2年くらい前にイタリア土産でお願いして買ってきて貰ったもので、もしかして日本では手に入らないかもしれないので、材料には書いていません。
ベーキングパウダーとバニラオイルで代用できると思うので、以下の分量でお試し下さい。
もしリエビトがある場合は、以下の分量からベーキングパウダーとバニラオイルを抜いて、リエビト大さじ1/2を入れてみて下さい。
ザエッティ
材料こんな感じ。
粉類はまとめて混ぜておけば、
とくにふるわなくて大丈夫。
①レーズンが軽く湿る程度のグラッパを加え、なじませておく。グラッパが無い場合は白ワインとか、別のお酒でも、何もなければ熱湯にくぐらせて戻しておくでも良いと思います。
これグラッパだと思いこんで入れたらジンだったけど(それもどうかと思うよ?)特に問題なくできたのできっと何でも大丈夫!
②ボウルに卵黄と砂糖、塩を入れ白っぽくなるまでホイッパーですり混ぜ、木べらに持ち替えて粉類を入れ混ぜる。
③まとまってきたらバターを加え、指で潰しながらよく混ぜる。
因みに溶かしバターを入れる人もいます。
溶かしバターは混ぜやすいけど、仕上がりがベシャッと流れるような感じになるので私は固形のまま混ぜてます。
これもお好みで変えて良いと思います。
③レーズンを加え、更に混ぜる。
カードで切りまぜるようにするとやりやすいかも。
③ひとまとめにしてラップで包み、冷蔵庫で30分以上休ませる。
④天板にクッキングシートを敷いて生地を丸めて並べていく。
焼いているとかなり広がって平べったくなるので、↓これくらい高くして、間隔あけても大丈夫かと思います。
⑤180度に予熱しておいたオーブンで15〜20分焼く。
時間半分経過したら様子見て、
焼きムラがあれば前後反転させてください。
完成✨
表面黄色くても裏面が茶色ければ大丈夫です。
よし、カルネヴァーレに旅立つか…
私と一緒に君も旅立たないか?
(10年前のだけど)
さあ、お祭りがはじまるよ!
チビッコジャック良い表情してんな(笑)
手振ってもらえた😆
じっと見てごめん。
シニア勢の本気。
参加者も見学者も楽しそう✨
混ぜてくれてありがとう🤣
カフェフローリアンは
中世にタイムスリップしてた。
またこんな風に賑わう日が来ると良いな。
素敵な思い出をありがとう✨
ザエッティもしゃもしゃ食べながら過去の思い出に浸りました(笑)
なかなか収束しないけど、いつかまたこんな風に、心からお祭りを楽しめる日を願って、自分に出来る事を頑張りたいな。
流石にこれは絶句したけど(笑)
ではでは、お読みいただきありがとうございました〜!
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