1日ひとつ、イイコト探し☆ #19
【楽しい音楽の時間】
ブラボー!!!のひと言に尽きる演奏会でした♩@昨晩。
何度訪れても、演奏会会場へ行くと気持ちが高揚します。
そこにいる誰しもがこれから聴く音楽への期待に満ちた雰囲気を纏い、上品なざわめきが漂っていて。
ホールの仄暗い灯りが、すべてを優しく清らかに映すんですよね。
会場で友人知人に会える率の高さは、地元開催ならでは。
そこはさながら社交場です。
声をかけたり、かけられたり。
席についてからプログラムにじっくりと目を通すのも、演奏へのワクワクを高める大事なプロセス。
しばし無言でプログラムを捲ります。
昨晩のプログラムで特筆すべきは、『ローマの祭り』(レスピーギ作曲)。
バンダのトランペットの華やかさ☆
地から響くような、管打楽器の圧巻の鳴り。
弦楽器が細やかな装飾を施していて。
ラストの「主顕祭」では涙を堪えきれませんでした……。
音楽で感情が溢れ出す、それはもうこの上なく幸せなこと。
昨日イチ、イイコトだったなぁ☆
……『ローマの祭り』と言えば。
あれは7年ぐらい前かな、シエナウインドオーケストラの演奏会へ、当時高校生と中学生だった娘たちを連れて拝聴に伺ったことがありました。
プログラムはレスピーギのローマ3部作。
娘たちがケンカしないよう、ふたりの間にわたしが座り、3人並んで聴いていました。
やはり、ローマの祭りの主顕祭だったと思うのですが、あまりの感動に涙が止まらなくなったわたし(今思い出しても泣けるぐらい素晴らしかった!)。
ふと、左に座る長女を見ると、彼女も涙をポロポロこぼしている。
そうだよねぇ、これを聴いたら泣かずにはおれんわ!と、右に座る次女を見たら……「!」。
ね、寝ている……。
クカーッと口を開けて(笑)
文字通りガクッときて、わたしの涙は止まりました。。。
後日、同じ会場にいらした次女の吹奏楽部顧問にこの話をしましたら。
「う、うーん……打楽器はちょっと違う感性を持った子が多いですから」と、苦笑いされながら次女をフォローしてくださいました。
このエピソード、多分一生忘れられない(笑)
さて、昨晩一緒に行った母。
母はクラシック音楽にさほど明るくないのですが、生音に感激した様子でした。
「テレビで時々オーケストラを聴くけれど、ホールで聴く方が何倍も良いね!」との感想。
そうかそうか、昨晩はピンチヒッターで一緒に行ってくれたけれど。
今度ははじめから母も誘おう。
楽しい音楽の時間を分かち合いたいから♩