vol.03 アルコールインクアートとの出会い
前回よりの振り返り
前回の記事にて「OKカフェ」の定義をまとめましたがあらたためてこちらにも書かせていただきます。何より、自分がブレてしまわないための予防策です。
OKカフェはこんなカフェです
OKカフェは介護と家事とアートをつなぎます
OKカフェは主にアート、食、片付けに関わるワークショップを開きます
OKカフェは移動式カフェです
ケアする人・ケアをうける人・その周辺の人を地域の中でつなぎます
OKカフェがめざすこと
介護スタッフや家族介護をしている方へのセルフケアメソッドの提案
ケアをうけている人、今後その可能性がある人が自分らしい暮らしを継続するための不安を少しでも小さくすること
アートを通して人と人のつながりを作ること
アルコールインクアートとの出会い
これらのことをどのように実現すればよいか試行錯誤する中で、友人のmiwaさんよりアルコールインクアートの紹介をされました。miwaさんとの出会いは都内某所の子ども絵画教室の講師(miwaさん)とアシスタント(私)として。教室のメソッドをベースにレッスンの内容を月毎に講師とアシスタントで作っていくスタイルの教室だったのでお互いのアートに対する考えや「こどもにアートを教えってどういうこと?」といったそもそものことなどについて深く話す機会があり意気投合したのでした。
訳あって2人とも別々の時期に教室を辞めたのですが、その後も付かず離れず連絡を取り合う中、miwaさんはいつの間にかアルコールインクアートの講師となり協会まで立ち上げていました。
miwaさんが代表のアルコールインクアートはこちら
アルコールインクアートについてはこちら
早速アルコールインクアートをやってみました!
2015年以降に確立された全く新しいスタイルのアートということ、またインクの色彩に惹かれて私も早速アルコールインクアートを習ってみたのでした。
気づき:アルコールインクアートは誰でも参加できるアートワークショップに使える!?
アルコールインクアートが持っているユニークな点が誰でも参加できるアートークショップに使えるのではないかという仮説を立てましした。具体的な理由を下記に書きます。
手軽にできる:アルコールインクアートは、特別な技能や経験がなくても手軽にできる芸術形式の1つです。インクを滴らせるだけで、美しい色と形を作り出すことができます。この手法は、福祉施設やグループセッションのような場所で、芸術的なアクティビティを行いたいが、技能がない参加者にとっても、アプローチしやすいものとなっています。
自己表現に適している:アルコールインクアートは、自己表現をするのに適している芸術形式です。参加者は、自分の内面の感情を絵の中に表現することができます。この手法は、福祉施設やグループセッションのような場所で、参加者が感情を自由に表現するのに適しています。
ストレス解消に役立つ:アルコールインクアートは、ストレス解消に役立つとされています。この手法は、参加者が自分の心の中の感情を表現し、発散することができるため、ストレスを軽減することができます。また、美しい色と形を作ることで、リラックスし、気分を落ち着かせることができます。
グループでのコミュニケーションにも適している:アルコールインクアートは、グループでのコミュニケーションにも適しています。参加者は、自分が描いた絵を共有し、他の参加者と意見交換することができます。この手法は、福祉施設やグループセッションのような場所で、参加者同士がコミュニケーションを取る機会を提供することができます。
千代田区立障害者福祉センターえみふる様にてアルコールインクアートのワークショップを開催しました。
まとめはこちらです
OKカフェとアルコールインクアートをコラボする
千代田えみふるでのワークショップにてアルコールインクアートのポテンシャルへの確信を深めた私とmiwaさんは満を持してOKカフェにてもコラボすることにしたのでした。会場は引き続き千葉県千葉市のミニデイサービスのスペースをお借りいたしました。次回は地域をつなぐアートカフェと題してのOKカフェ&アルコールインクアートのレポートをいたします。
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