知ってるようで知らない街
先日、健康診断に行ってきた。
朝、いつもより早く家を出て空腹でバリウム飲んで、全部終わるとちょっとぐったり。今年はなんだかいつもよりぐったり。午後から働くその前に。気持ちの部分だけでもぐったりを取り除いておきたかった。
どこか、ゆっくりと過ごせる場所ないかな?と、いろいろ頭の中をぐるぐる回転させては見るけれど。健診センター近くのコーヒーチェーン店ではないどこかへ。
・・・思い浮かばない。
アンテナを張っていつも足を延ばさない方角にあるCafeへ。
かわいらしいお店の作りと、雰囲気が柔らかい二人の店主。木のぬくもりが感じられる店内。気軽に話しかけられるし、ゆったりと、ほんとうにゆったりと出来る空間。午後からの仕事を放棄したくなるほど。久しぶりに人間観察も。
職場の最寄駅。向かう方角はいつもと違うけど、決して遠くはない距離。ゆったり・のんびり。いつもと同じ1時間。なんだか時間の流れが違ったように思えた1時間。
Cafeから職場へ向かう道はいつも通らない道順をたどることに。いままで知らなかったお店発見!こんなところにこんなスポットも発見!と、歩きながら発見の連続。なんにもない場所だと思ってたけど、知らなかっただけだったんだ。1本違う道を歩くだけ。新しい発見がたくさん見つけられた。
「なんにもない」
そう思ってた職場からの半径2㎞。知らなかっただけだった。いつもと違う道。いつもと違う時間。いつもと違う何かを経験してみるだけで、こんなにたくさんの発見があるとは。
毎日、同じ時間に起きて、同じ電車にのって、同じ時間に仕事をして、同じ道を通って家に帰る。同じことを繰り返し繰り返し。たまにはいつもと違う何かをしてみるって楽しい。
つぎは、どんな「いつもと同じ」じゃないことしてみようかな。