第2子娘の起立性障害について3
中2の秋頃、耳がおかしい、音が脳天に響く、と娘は訴えました。
以降、その後3年経った今でも常にイヤホンをし、生活音を極端に嫌います。
その反面、歌を歌い、音楽を聴き、動画を見て、ということは大好きで、オンラインゲームもお友達とおしゃべりしながら楽しそうにしています。
歌が歌えるなら、
動画を見てるなら、
ゲームができるなら、
友達と遊べるなら、
なんとか学校に行って欲しい!という私の思いと、お母さんは何もわかってない!と怒る娘の思いがぶつかり、ずいぶん葛藤しました。
思春期外来では、娘と、私たち両親別々にカウンセリングを続けつつ、全くエビリファイもロゼレムも効かない、なんだろう、と悩む日々でした。
思春期外来の先生は良い意味であまり深刻にならない女性の先生でした。
この子はこういう繊細なお子さんです。学校ではない場所に居場所があればそれで良いではないですか、というお声がけをいつもしてくださいました。
そんな時ママ友から、
「娘ちゃんの症状って起立性じゃない?」と教えてもらいました。
起立性の症状については調べたことはあるものの、
娘の暴言や不登校、うつ的な症状が目立っていたため、私も気づかずにいました。
その頃読んでいた本は、
・新型うつ
・うつ消しご飯
など、うつ病に特化しているようなものを読んでいて、むしろすごく娘の症状に当てはまっていました。
すぐに近所の小児科で起立性の検査をしていただきました。
起き上がったり寝たりしながら血圧を測るという簡単な検査ですが、
顕著に数字に表れて、娘が起立性調節障害であるということがよく分かる結果でした。
結果、ようやく「起立性調節障害」という病名が娘につきました。
その場で今度は血圧を上げていく「ミドドリン」という薬を処方されて、
それ以降長く服用していくことになりつつ、思春期外来での治療を続けていきました。
今後、全く改善が見られない起立性の症状に向き合い、
また色々な治療を試していくことになります。
4に続きます。