見出し画像

第2子娘の起立性調節障害について7

中2の終わりに起立性調節障害の検査をしてようやくこの病気だと分かりました。

しかしながら、この病気は、うつ症状や生理の重さ、不安障害など、さまざまな症状を併発しやすいため、小児科単体での治療ではなく、総合的にそれぞれの症状に対してアプローチが必要だとわかってきました。

参考記事
http://www.jpeds.or.jp/uploads/files/2016_ikotyosa_hokoku-114-116.pdf

脳にアプローチする、硬膜外気体注入療法も試しました。(前記事6)
自律神経に効果があるように、鍼灸治療、マッサージなども行いました。
サプリメントも漢方薬も飲ませて、
本人の特に強い希望により、低用量ピルも始めました。

この低用量ピルについてですが、結果的に1年弱で止めました。
娘は生理前のイライラが辛かったので、この服用により、生理前でも気持ち的には楽に過ごせるようでした。
ところが、生理痛も経血量も変わらず、むしろ酷くなったと訴えます。
ただ、酷いとはいえ、今まで7日間くらい続いていた生理は3日ほどで終わるようになりました。(厳密にいうと排卵がないので生理とは言わないですが)
とりあえず最初に処方されたメーカーのピルを3シート試し、pmsだけには効果があったため、さらに別メーカーで3シート試しました。
それでも生理もどきは辛いものの、
本人が辞めたくないというので、また3シート試し、、。と様子を見てきましたが、本人の調子が悪く、婦人科にも行かれなくなったので、そのまま辞めました。
合う人には合うらしいのですが、どうも娘には合わなかったようです。

代わりに、気休めかもしれませんが、生理前にチェストベリーというハーブのお茶やサプリをとっていますが、ピルがなくても私に当たり散らすことが大幅減!良さそうです。

本当は治療後の効果がよく見える鍼灸の治療を続けて欲しいのですが、
そのエネルギーがない娘を連れていくのが困難で、
結局婦人科で処方される漢方薬で様子を見るものの、
本人のための独自の処方ではないので、効き目がいまいち見えない状況でした。

そこで、私は独自で処方してくださる漢方薬局に頼ることにしました。
ネットで、起立性調節障害治療に実績のある漢方薬局を探し、
いよいよ高校1年生の7月から始めることにしました。

中3の夏を思い出すに、やっぱり起立性の症状が重かったです。
高1の夏も始まり、悪化が見られましたので、
煎じ薬を毎日コトコト40分、生姜と一緒に煮込み1日2回、150ccずつ飲ませることを始めました。毎月2万円かかりますが、これはどの漢方薬局も同じくらいです。高いですが、仕方ありません。

先生のお見立てでは今年の3月くらいで軽快、治るのではないかというものでしたが、結局3月を過ぎて今8月になろうとしていますが、まだ続けています。
が、かなり良くなりました。本人もその煎じ薬を美味しいと感じるようになっているので、身体に合っているのでしょう。色々な症状が軽減したので、今も続けています。漢方薬は、「起立性の薬」という単体の感覚ではなく、その時の娘の症状を複合的に、仮に病名がついていなくても処方してもらえるので、総合的なアプローチが可能です。
色々と試してきましたが、娘を連れてあちこちクリニックに行くことはもうやめて、サプリメントと栄養ある食事、そしてこの漢方薬を信じていくことにしました。

いいなと思ったら応援しよう!