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5.16 命は期限つきのギフト
命は尊い。
「今をいきる命」は一度きり。
どんなに裕福であっても、著名人であってもかわらない理。
医療が発達しても変えられない事実だし、人が操作できる領域ではない。
仮に人生が何度も与えられるなら、きっと人は好き勝手に生きて人の痛みさえわからなくなってしまうのではないかと思う。
次の人生があるからいいと簡単に諦めたり、怠惰な生き方になるんじゃないかな。
一度しかない人生だからこそ、人は何かを果たしたいと心で感じ、夢や目標に挑戦するのだと思う。
最期を後悔でいっぱいにはしたくないから。
一度しかない人生だからこそ、生きるプロセスでたくさん喜怒哀楽を味わって人を愛したり、愛されたりする。
一度しかない人生だからこそ、「今」を精一杯いきる。
毎日過ごしている「今」が明日も同じようにくるとは限らない。
もしかしたら目が覚めないことがあるかもしれない。
明日は誰にも保証されていない。
だから仮に明日で人生の幕を閉じることになってもいいくらいに「今」を真剣に生きたいと思う。
たくさんの「生きたい命」を見送らせていただいたからこそ、ここだけは譲れない。
だから何度も私は問いかける。
本当はどうなるのが理想?
本当はどう生きたい?
「あなたは何ができたら人生の最期を迎えてもいいと思える?」と問い続ける。
見栄や体裁という名の鎧を脱ぎ捨てクライアントが本音で語り合えるそんな時間がたまらなく好きだ。
「生きる」本質に触れるから、クライアントと共に感極まって涙を流すこともある。
その瞬間がコーチであることに幸せを感じさせてくれる。
【本当に人生懸けて大切にしたいこと】これに気づけたら最幸だと思う。
学生さんに嫌われてもいい。
こういうことをちゃんと聴けるコーチでありたい。