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5.11 人生の選択権
自分の人生は自分で決めていい。
自分の命はこの世にたった一つしかないのだから。
心の奥底にある「本当はこうしたい」に蓋をして生きていると、いつか破裂する。
自分を蔑ろにした生きかたは、人生の最期を迎えたときに深い後悔に繋がる。
仕事ばかりじゃなくもっと家族を大事にすればよかった、やりたいことをやっておけばよかった、あの人と仲直りしておけばよかった、あの人と会っておきたかった、、、
看護師としてたくさんの命をお見送りし聴いてきた言葉。
自分の人生は自分で決められる。
自分勝手にやりたい放題生きるのとは違う。
自由に選択できる。
でもその自由には責任が伴う。
この世のものは全てまやかしだと聞いたことがある。
何一つ確かなことはない。
私たちが今生きているのも、もしかしたら「まやかし」なのかもしれない。
本当に大切なものは目に見えないからわからない。
生きていて色々起きる事象は【本当はどう生きたいか】を人生から問われているのかもしれない。
「まやかし」であふれた世界からより自分らしく生きるためのトレーニングかもしれない。
見栄や体裁で人は幸せにはなれない。
自分の心に素直に生きる、ここに繋がりたい。
先日、久しぶりに友人と話していて2回目の転職したことを聞いた。
少し前に就職して数日で退職していたけれど、働いてみてわかった「甘さ」を許せなかったそう。
働き続けることは彼女の生きる軸に反することだったのだと思う。
最終的に「今とても楽しい」って笑顔で語っていた。
お金でもなく、肩書きでもなく一番大切な自分のど真ん中にある想い。
これをブラさずに生きることが自分を生きることなんだと思う。
人生にたくさん迷いは生じるもの。
だけど、ちゃんと選択権は自分たちにある。
だから自由。
でも選択したからにはそこに責任がある。
幸せになる責任がある。
いくらでも自分で自分を幸せにできる。
自分が幸せで満たされるから人にもギブできるゆとりが生まれる。
学生さんたちと関わりながら、みんなには自分の人生を選択し生き抜いていく力があることを伝えていきたい。
教えるだけが教育ではなくて、すでにもっている力を育みたい。