5.1 ブレない自分
新しい仕事をさせてもらって1ヶ月が経った。
今まで出会ったことのないタイプの人との関わりがあった。
非言語で伝えてくる(私を快く思っていない)同僚もいた。
自分にとって都合の良い人を特別扱いする人もいた。
普通に見ているととても不愉快になる。
コーチとて人間だから普通に感情は湧きあがる。
湧いた感情は「そうだよね、そう感じるよね」って
受け止めるだけ。
否定は一切しない。
だって感情に善悪なんて存在しないから。
受け止めたらこれ以上、自分の心を向けないようにする。
相手の課題だから。
私の人生に何ら影響がないこと。
SOSを出されてないのに積極的に関わる必要はない。
相手の学びや成長の邪魔をしない。
ただただ静観するだけ。
これが最近できるようになってきて、余計な思考をしなくなってきた。
執着を手放す。
これが一番学んだこと。
相手に気に入られたい、とか嫌われたくないとか認めてもらいたい、って程度の差こそあれ、誰もが欲していること。
私も渇望していた。
でも気づいた。
人に好かれようとすればするだけ、自分の気持ちを押し殺していることになるってことに。
そしてそれは未来の自分に何の役に立たないってことに。
人に好かれることを求めるよりも、自分を愛した方が断然いい。
自分を生きるってそういうことだと思うから。
私が感じる違和感を私は他の何より信じる。
自分以上に自分を信じることができる人は他にいないから。
人生一度きり。
本音を隠して人に忖度する人生ほどもったいない生きかたはない。
私はわたし。
ありがたい学び。
学びはいつか誰かの役にたつ。
いつか必要な人を助けられる自分であるために、全ての経験は血肉となってくれる。
だから私はいつも笑顔でいる。