8月26日 一日千秋どころか、10日が一日。。人生の醍醐味は、「君自身に還れ」すなわち「魂の世話」か。
今日の体重63.4kg、体脂肪11.7%。
体重は落ちているが、体脂肪は上がっている。筋肉が減って体重が落ちた、ということがないように気を付けたい。筋肉はやはり一度落ちるとなかなか一気には回復しないと思うからだ。
まあ、コンスタントに体脂肪10%とするには、多分63キロくらいにキープするのがいいのだろう。
毎日スーツにネクタイで通勤しているが(歩き)、誰に強制されたわけでもない。
趣味である。
皆さん親の仇のようネクタイを嫌っているが、私は大好きだ。
着せられるスーツは嫌なものだが、自ら選ぶスーツは気持ちを贅沢にしてくれる。
人と違うファッションがしたい、というのが(まあ目だちたい、ということですかね)私の性格のようで、鍛えが好きなのも根っこの気分は共通である。
そして通勤で部屋から会社まで20分弱歩けば、はっきり言って汗でずぶぬれだ。
だがそれがいい。
私は栗山千明さんが一番好きな俳優であるが(2番目はダニエル・クレイグ(笑))、最近のご出演に「晩酌の流儀」がある。
まあ、普段は勿論「千明様」と脳内では呼びかけているが(笑)、千明様がお酒をお好きなことはファンならマストで知っている。まさに千明様にぴったりの番組であると思うわけだ。
第一話で千明様は、晩酌を1000円程度で楽しく過ごすためにサウナに行かれるのだ。
ただ、晩酌費用は1000円以内であろうが、サウナへ行くとサウナ代もかかるのだ。
そこで、「真夏にスーツのサウナ術」の登場だ。行きと帰りでベトベトだ。汗のかきは半端ではない。しかもただ。で帰って体重を測って減っていればバクバク食べてもいいのだ。
まあ、酒を飲んでしまうと鍛えが出来ないので、最近は千明様の番組を見つつも、2回に1回は耐えている(苦笑)。。
まあ、この一見万能に見えるサウナ術(暑さがポジティブに受け取れる)であるが、去年の夏は熱中症にかかった。
でパキスタンの岩塩を鞄に忍ばせるようになった。
今朝もう一つ編み出した”汗かき術”は、”夜エアコンを消して布団をかぶって眠る”だ。
これも行き過ぎると脱水症状になるので、起きたら水道水をガブ飲みする、ということがマストである。
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さて、若い時の1日は、年を取ってからの10日分位の感覚だ、ということを知った。
体感その通り。1年は1か月位の感触だ。
なので、うかうか過ごしていると”生きている”という”奇跡の出来事”がどんどん消費される。
私は幼時洗礼を受けているが、今は特段の宗教を信じる、ということはない。だがそういう経歴は、”宗教”というものをいろいろ考えるきっかけになったような気がしている。
宗教に絡む芸術が大好きだ。いわゆる”宗教しばり”を芸術家が”個人の趣味”で、一見しばられている風を装い、実は逸脱を注文者にはわからないように目指している、という感覚を作品から得るのが特に好きである。
西洋の宗教画があったがゆえに、多くの作品がパトロンを得て作られた。ヌードを合法的に鑑賞するために、女神はいつも素っ裸だ。
で、長期保存もされる。日本での仏教芸術、特に仏像なども面白い。
快慶・運慶あたりの顔の造形は、見るだけでワクワクする。
ギリシャ神話もいい。神秘学も十字軍も、錬金術も、修道院も、写本もカバラもカタリ派もグノーシスも、みんないい。
何の話でしたかね。。。
すっかり逸脱したが、私は感覚的にユングの潜在的無意識に与するものだ。人間は体という有機体を、電気が機械を動かすが如く、精神あるいは”魂”が動かしている、という感触を持っている。
輪廻、もありうるような気がする。だが魂にステージがあるかというと、そうでもなく、いわば”この世で悪いことをすると畜生になる、という”畜生道”あるいは”樹木道”、あるいは”虫や微生物道”は普通にランダムに起きる気もするのだ。
ひろゆき氏は、輪廻を信じると来世に虫になるかもなので信じない、と言っていた気がする。まあ、感覚的には似たようなものだ。だが前世の記憶がないで、”ああ今生は虫かあ”と詠嘆することは無い気がする。
このあたりはシュタイナーとはちと違うかもしれない。東洋的、あるいは禅的な”すべての魂は神であるが、その神は出会われれば殺されるような別に素晴らしくもなんともない、ただの”一”としての”全”=存在である”といった感覚が今の気分だ、といったらいいだろうか。
これがいわゆる”スピリチュアル”になるのかどうかは、あまり気にしないようにしたい。無理なレッテル張りは不要だと思うからである。まあ、グノーシスや西田幾多郎、鈴木大拙や神秘主義には近い気がするが。。
そんななか、やはりたまたまのこの奇跡的な生、を味わうことことが、この人生の最上級の醍醐味である、ということも、思うわけだ。
ソクラテス(プラトン?)は、それを「魂の世話」といい、池田晶子さんと大峯顯さんは「君自身に還れ」とおっしゃったのでは(フィヒテの言葉だったかな?うろ覚え)、と、今は思っている。
君自身に還れ 知と信を巡る対話
君自身に還れ 知と信を巡る対話
作者:大峯 顯/池田 晶子
本願寺出版社
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(ついダラダラ過ごしすぎですが、有益に時間を過ごしたいものですーー。。。)