7月10日 なにごとも・・・精神面での”断捨離”。
何事も改めてやろう、という意志をひっぱりだすのはむつかしいものだ。
私は学生時代から、試験勉強がとにかく始められなかった。やろうとイスに座っても、漫画ばかり見ている。で、そういうときの漫画がとにかく深く心に染みるのだ。
ああ、この読みができたのであればとことん読まねばならない。
なぜかそういうことを毎日思い、結局毎日の読書がめちゃくちゃ捗るのだ。
音楽もまた、心に染みてくる。
なぜに逃避の時だけ!?と嘆く心と並走しつつ、どこかで「これじゃなくちゃね」などとも思っているのがわかるのだが、なんというかM気質なのだろうか。
なので掃除や部屋の整理は全くできない。
どこかで「腹くくって、やろう、と思ってからやるべきこと」に分類してしまっているのだろう。
何事も、スタートするときに一番Gかかかり、とにかく発車したら続けることにかかるエネルギーはそれほどでもないのだ。
で、あれば「ながらやり」。
朝食準備しながら、ついでに床を拭いたりする。
シンクも拭いたりする。
最近は朝食を座って食べなくなった。座ってしまうともう2度と立ち上がれない気がするからだ。立ち食いしながら夕食の味噌汁を仕込む。夕食もそうだ。立ち食いしながら洗濯。
一人暮らしで自分のルールを自分で作れるからいいのだろう。つまり知らず「ほかの人から与えられたルール」に従っている。
勿論そのルールが結局効率的で、採用すべき、と思ったのであれば、与えられたものではなく自ら選び取ったものとして新たに改めて採用すればいい。外見は同じことをしていても、中身は「やらされ感」から「自分事」へと変化させてゆくのだ。
そしてやはり「依存」を断ち切るのは難しい。
東京に来て20か月が過ぎたが、使える金が減った。それまでと同ように外食(といってもサイゼリヤがメインですが)や時計購入(これがデカい)や本購入(一期一会と思ったらほとんど買っていた)を行っていたら金が回らない、ということがやっとわかって来た。
で、この3か月ほど、人生で初めて家計簿をつけ、毎月項目ごとに使える費用を決めて紙袋に入れて管理している。できるだけ0円で過ごす、”0円DAY”を多くしようと思っている。
ありがたいことに、すこしであれば外食や小遣いも織り込める。文化費、と命名して月4000円も別に織り込んでいる。月1回位は展示や美術館にでも行こうか、ということなのだ。
前はせっかくの東京、周りの美味しい店は行かねば損だ、と思って日々鵜の目鷹の目で店を探っていた。「基本外食禁止」と思ってから始めはみじめな感じもあったが、最近は帰り道の飲食店を見ても、行こう、という気がしなくなった。
別に人に誇るために行っているのではない。
20か月も経って、やっとそういう気持になってきた。いわゆる精神面での断捨離であろうか。
(ないない、と不平感を募らせるのは、自分の機嫌を取り損ねている気がします。なくても気にならない、と思えるには少し時間が必要なようですが。。断酒や禁煙、とも近いのでしょうね。。”断捨離”の言葉を使うには@マークいるのかなあ
お志本当に嬉しく思います。インプットに努めよきアウトプットが出来るように努力致します。