7月12日 プラトンを読み始めた。
キンドルで光文社古典新訳文庫の「饗宴」を読んだ。
古本好きとして、キンドルにすこし抵抗はあったが、岩波で古い文庫本を読むのも渋いが、最近の大き目の字になれてしまうと目が疲れる。
そして置き場所の問題。さらにキンドルアプリが起動できれば、さまざまなガジェットで読めること。
この最後の点は結構強みかもしれない。
新訳文庫とほかの訳を比較したわけではないのだが、いままでプラトンを読まねば、と思ってもなかなか読めていなかったので、新訳であれば読みやすいかな、とアマゾンのコメントなども見て試しに購入したわけである。
始めはなかなか読み進められなかったが、途中からスピードが上がった。そして後半の解説を読んで、いままで霧の向こうのように茫漠としていたプラトンのソクラテス像の一つが、像を結んだのだ。
ということで、次に選んだのは「パイドン」。
ソクラテス刑死の状況が語られる、魂や死に関するものだという。
なかなか面白そうで、楽しみである。
(キンドル、なかなかいいですね、とやっと思いました)
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