#バックナンバー【“Society 5.0”って知ってる?】
【珈琲のオトモのマメ知識 vol.572】
以前に登場しての覚えてますか?
『Society 5.0』というもの
これ、全く知らなくてですね
私的な確認も兼ねての回です
SDGsには、よく触れてますが、
その関連みたいな内容のようですね
§『Societyとは?』
参照:https://www8.cao.go.jp/cstp/society5_0/
Society = 社会
他にも、協会などの意味もあります
そのバージョン5.0
ってことのようですね
つまりは、1.0~4.0もある
では、それぞれって何か?
Society 1.0 = 狩猟社会
Society 2.0 = 農耕社会
Society 3.0 = 工業社会
Society 4.0 = 情報社会
一応、それぞれ確認してみましょう
・Society 1.0 = 狩猟社会
正確には『狩猟採集社会』
だそうです
参照:https://ja.wikipedia.org/wiki/狩猟採集社会
『主に人類学上の言葉で、野生の動植物の狩猟や採集を生活の基盤とする社会』
時代で言えば、新石器時代までが、
狩猟収集社会だそうです
動物の狩猟と野草などの収集
定住はしていない生活スタイルです
が、狩猟は大きな獲物も狙うため、
集団での狩猟することが効率がよく、
“社会”と言われる集団が、
ここで初めて構築されたのでしょうね
・Society 2.0 = 農耕社会
参照:https://ja.wikipedia.org/wiki/農耕社会
『その経済が農耕によって成り立っている社会』
新石器時代に“新石器革命(農耕革命)”
他にも、定住革命、食料生産革命とも言うそう
ここから農耕文化が始まります
安定しない狩猟よりも、
ほぼ確実に収穫できる農耕
こちらの方が人口を増やすには最適
現代までに連綿と続く社会の原形
と言えるような社会だと思います
・Society 3.0 = 工業社会
参照:https://ja.wikipedia.org/wiki/産業社会
『工業化の進展した社会』
“産業社会”とも言うそうです
もう、ほぼ現代って感じです
日本史で言えば『工場制手工業』
一般には“マニュファクチャ”と言うそう
参照:https://ja.wikipedia.org/wiki/マニュファクチュア
が、ここで言う工業というものは、
18世紀半ばからのエネルギー革命
ここからの社会構造の事を指すそうなので、
その後の『工場制機械工業』からのようです
参照:https://ja.wikipedia.org/wiki/工場制機械工業
日本では、19世紀末になります
もう、かなり最近ですね
・Society 4.0 = 情報社会
参照:https://ja.wikipedia.org/wiki/情報化社会
『情報が諸資源と同等の価値を有し、それらを中心として機能する社会』
ここが、正に今ということです
情報が価値を持ってますよね?
主には、マーケティングにおいてです
有名なGAFAMは、これを大いに利用してます
が、それが変わりつつあるというのが、
企業の時価総額からも観察できますね
世界最大の時価総額であった企業
GAFAMの“M”のMicrosoft
ここが2024年6月18日において、
NVIDIAに抜かれましたね
企業内容は、半導体事業です
情報というよりは、技術の会社
つまり、次世代も担うであろう会社です
それが『Society 5.0』です
§『Society 5.0とは?』
参照:https://www8.cao.go.jp/cstp/society5_0/
では“5.0”というものは、
如何なるものなのか?
『持続可能性と強靭性を備え、国民の安全と安心を確保するとともに、一人ひとりが多様な幸せ(well-being)を実現できる社会』
…長い!異様な長さです
これを言っているのは、
なんと天下の『内閣府』
公式なやつなんですよね
こんなにつらつらと長いと、
ふざけてるのか?と思いますがね…
そもそも、何言ってんの?
って、ところなんですが、
とりあえず、内閣府の原文を…
『サイバー空間において、社会のあらゆる要素をデジタルツインとして構築し、制度やビジネスデザイン、都市や地域の整備などの面で再構成した上で、フィジカル空間に反映し、社会を変革していくこととなります。また、そのような新しいプロセスに人間中心という価値観を組み込むことにより、一人ひとりの国民、世界の市民を意思決定の舞台の中心人物として押し上げ、社会はより良い姿へと柔軟に機動的に変化していくこと』
はい、意味わかりますかね?
これをそのまま、あー、となれば、
その方は、その道の専門家とかですかね?
“デジタルツイン”って何ともなる
参照:https://www.soumu.go.jp/hakusho-kids/use/economy/economy_11.html#:~:text=デジタルツインは、2002年,の事を言います。
これは総務省が解説しております
『2002年に米ミシガン大学のマイケル・グリーブスによって広く提唱(ていしょう)されたがい念(ねん)です。現実世界と対になるふたご(ツイン)をデジタル空間上に構築し、モニタリングやシミュレーションを可能(かのう)にする仕組み』
つまり、現実と空想を
ダブルスタンダードで存在させる
みたいなことを言ってます
映画なら、マトリックスみたいな?
その空想を実社会(フィジカル空間)に反映
その中心が“人間”という価値観
それらを流動的に変化させる
さすれば、あなたは世界の中心になるそうです
は?って感じもしますね
政府が中二病?って感じすらしますね
異世界ものの小説みたいな世界観
そんな気すらさせます…
ただ、国もバカではありません
何も根拠なく、言ってはいません
これの実現には、いくつかの事項が必要だそう
・戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)
参照:https://www8.cao.go.jp/cstp/gaiyo/sip/index.html
・研究開発とSociety 5.0との橋渡しプログラム(BRIDGE)
参照:https://www8.cao.go.jp/cstp/bridge/index.html
・ムーンショット型研究開発制度
参照:https://www8.cao.go.jp/cstp/moonshot/index.html
・スマートシティ
参照:https://www8.cao.go.jp/cstp/society5_0/smartcity/index.html
・総合知
参照:https://www8.cao.go.jp/cstp/sogochi/index.html
・教育・人材育成
参照:https://www8.cao.go.jp/cstp/tyousakai/kyouikujinzai/index.html
はい、多いですね
専用ページまで用意されてる始末
これら、それぞれ確認しようかと、
思ったわけですが…止めました、、、
それぞれの内容がハチャメチャ多い
始めの項目だけの確認でも、
終わる気がしないレベルです
約26項目以上に分かれておりまして、
また、それぞれに内容が深い…
いわゆる、自動運転などにおける
新技術の活用により、
よりよい社会を構築していこう!
ってことだと思ってください
これからは“Society 5.0”
目にする機会が増えるかもしれません
§『これからは、どうしたら?』
では、それらを踏まえた上で、
どうしたらよいのか?
何も考えずに居らたよいか?
さて、どうでしょうか?
小生なら、そうはしません
どう考えても、まずいからです
新たな社会を構築すると言っても、
困りました!って手を上げて、
誰でもかんでも助ける社会
では、ないはずですよね?
例えば、先程のデジタルツイン
これ、2002年の話ですよ
つまりは、約20年前の話です
それほど前から喚起がされている
とも取れますね?
そうなってきたら、
ここまで進んだ情報化社会の中、
“知らない”は、ありでしょうか?
そちらの方が、無理があると思います
キッカケが常に隣にあったはず
それらをすべて無視したのは、
紛れもなく自分になると思います
その時に『最大の幸福』の選択をした
将来の幸福を“今”で先取りしたわけです
すると、その将来には、
幸福はあり得るのか…?
愚問かと思いますが、
何が正解なんでしょうかね?
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