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棚貸し本屋の店番日記 #15 古物商許可のこと

ビールが呑める大人の図書室。

夢オチの可能性を残しつつ、近日中の実現を目指しながら、西日暮里でシェア型書店の棚をお借りしています。

物件の契約に向けてアレコレやっておりますが、なかなかどうして時間が掛かり、悶々とした日々です。

きっとまもなく契約を結べると信じ、微熱さんのイベントでは、開業に向けたアレコレの質問や宣伝をさせて頂きました。もしもこれでぽしゃったら、「やるやる詐欺の豆千」の二つ名で呼ばれ、後ろ指さされることでしょう。

そんな不名誉なことにならない様、イベントの前日には飯田市の元善光寺さんにお参りし、お戒壇巡りをしてきました。はい、もはや人事を尽くして天命を待つ心境です。
真っ暗闇の中、無事、錠前にタッチできましたので、結縁=締結とあやかって、今月中には吉報が訪れると信じています。これでダメなら善光寺三部作として、上田の北向観音も訪れなければなりませんが、そろそろ単なるお寺好きだとバレていますかね。

痺れるラインナップ、微熱さんイベントにて

ちなみにデザインにロックを感じる元三大師(角大師、豆大師(!)とも呼ばれます)のステッカーもゲットしましたので、神様仏様総動員でご支援頂ければと思います。

なんて足踏み状態ではありますか、やれることは進めておきたく、今はクラファンの準備と古物商許可の取得に向けて夜なべしています。ふと、頭の中に都はるみさんの「北の宿から」が流れてはおちこんだりもしますけど、私はげんきです。

これまで、本は自分で読むための購入、読み終えての販売でしたが、これからは利益を得るための売買になり、古物商の許可が必要となります。

計画では月に50冊の本(それと50杯のビール、50食のスープ)が売れないとやっていけませんので、許可を得て、安定的に本を仕入れる必要があります。

申請にあたっては身分証明書が必要とのことで、運転免許証とかでいいのかな?と思ったら、破産の有無などを証明する、本籍地の市区町村が発行する証明書が必須でした。
窓口で書類を受取り、実はやんごとなき生まれだったらどうしようかと思い、まじまじと見ましたが、そんな情報は一切書かれていませんでした。透かしてみても何もありません。出生の秘密とか、とりかへばや物語を期待していたんですけどね。これから他の書類も用意して、警察署に申請をあげる予定です。

そんな訳で歩みは止めず、少しずつ開業に向けて進んでおります。早いとこ、こちらで吉報をお伝えできたら幸いです。

これまでの活動記録はこちら。

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豆千|本と豆料理
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