棚貸し本屋の店番日記 #17 工事のこと
ビールが呑める大人の図書室。
当初入居予定だった物件が、水道管の破裂でご破算になった経験から、
「よそう。また、夢になるといけねえ」
と、契約直前はお酒を控えておりましたが、呑んでも大丈夫でした。
契約を交わした夜に呑んだビール、これまでのあれこれを包み込み、それはそれは美味しゅうございました。
連休明けから工事が始まりました。
剥き出しのコンクリートと石膏ボードしかなかった部屋に機材が持ち込まれ、少しずつ形になっていくのは見ていて楽しいものです。残業帰り、遠回りになっても物件を訪ねては、暗闇の中、期待と不安がないまぜになった時間を過ごしています。
契約から工事に至るまで、色々とバタバタで駆け足でした。
特に工事に必要な電気の開通については、行き違いも多かったので忘れないようにメモに残します。これから開業を目指す方の参考になればと思いますが、あくまで素人の聞きかじりメモなので、そのあたりは自己責任で。
豆千は小規模なので電灯契約を結びましたが、業態によっては動力電源を使うこともあるようです。
開通の手続き、契約時に電力メーターの番号を確認していなかったので、工事前日にバタバタしました。さらに前のテナントがおらずまったくの新規だったので、現地での開通作業が発生。立ち会いは不要でしたが、電灯と動力の違いを把握していなかったので、素人考えでそれっぽい動力側の開通をお願いしてしまったりと混乱しました。
設計事務所の方に確認してことなきを得ましたが、このあたりはあらかじめ設計事務所や管理会社への確認がマストです。それと日数に余裕を持っておくことが本当に大事でした。
他にもガスに関するトラブル(物件内にガス管は出ているけれど、大元のガス本管につながっていない可能性)や保険の開始日についてのエトセトラもあって、無事に工事が始まった時は、真っ白に燃え尽きていました。
たぶんこれから先も、様々な何やかんやがあることと思います。
10月下旬の開業に向け、引き続きこちらでレポートしていきますので、お付き合い願います。
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