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次いってみよう|日々の雑記

疲れています。

呑むから疲れるのか、疲れるから呑むのか。

テケレッツのパーと呪文を唱えて、この疲労をポンと吹き飛ばせたらいいのですが、あいにく魔法は使えません。世の中には疲れを忘れさせてくれる素敵なポーションもありますが、濫用するとオーバードーズで蝋燭の火が消えるオチだと思います。違法薬物ダメ絶対、ですから今宵も合法アルコールで心と身体を清浄に保つのです。

それにしてもヒロポンの語源のひとつが、古代ギリシャ語の「ヒロポノス(労働を愛する)」だと知って、ネーミングセンスに脱帽しました。
疲労がポンと吹き飛んで、愛する労働に天井知らずで従事できるなんて、ゴキゲン度合いが外法に過ぎます。そもそも、脳内快楽物質は出すものではなく出てくるもの。人工的に同じ作用をさせるなんて、まるで情緒がありません。

疲労回復には、食事と睡眠が大事です。分かっちゃいます。それでも抗えないのが酒の魔力。
最後の一杯と決めてから、二杯三杯とキメてしまう意志薄弱。この頃はハードワークからのハードリカーで、ダークナイトばりのダークサイドに片足を突っ込んでおります。

なんて自分で墓穴を掘るような暮らしぶりに、辟易しているかと言えば案外そうではなく、これはもはや癖的なものでしょう。

死神と言ったら河童の三平のあいつが浮かびますが、好きなのはタヌキ。願わくば、ああいう存在になりたいのです。きゃおーと叫びたくなる気持ちを抑えて、今日も人の皮をかぶって暮らしております。

だいぶ話が逸れた気もしますが、端から表面的な知識に基づく酔っ払いの問わず語りです。中身が無いのもご愛嬌、書きながら着地点を模索する、行き当たりばったりが信条でございます。

いずれにせよ、疲れても呑まずにゃいられない訳ですから、つくづく因果な生き物です。
さりとて、お酒の無い世界に生きたい訳ではないのですよ。月を眺めて、朝日を拝んで、花の下で、風に吹かれ、四六時中酔っ払って生きていたいのです。

争いなんてつまらないことをする暇があれば、酒を呑んでぼんやりしていたいんです。そして日銭を稼いで、また呑んで、皆がみな、ほろ酔い気分で過ごせる世界は平和なんですけどね。

物には限りがあります。必要以上に多くを求めたら、そりゃ面倒事が起きるのは当たり前。たぶんみんな気付いているはずなのに、どうして出来ないのかと思ったら、私自身がたくさんの呑みたい人じゃないですか。

そういうことか。

だめだこりゃ。



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豆千|本と豆料理
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