豆料理愛好家(ミネストローネ)|酒と肴 その九十
食べるのはもちろん作るのも好きなので、『天然生活』や『クロワッサン』の料理特集は必ず目を通します。
記事に登場する料理家の皆さんに憧れて、「豆料理研究家」と呼ばれる自分を想像するのは、大概濃いめのソーダ割で酩酊している時です。
素面で暮らすには、ちょいとささくれだったこの憂き世。アルコール中心主義者の自覚はありますが、アディクションはおこがましくて謳えません。同じ感覚で料理家や研究家なんて恐れ多く、名乗るのであれば愛好家あたりが丁度良いと思われます。身の程を知るのは大事なこ