満ち満ちて、粒あん(あんバタ)|酒と肴 その二十三
大人になると夜が増えます。眠れない夜、トイレが近い夜、ひたすら甘いものを食べたい夜、だいたいこの3つです。
前ふたつはお薬という選択肢がありますが、最後については実食しないと落ち着きません。そんな時は数少ない甘味レパートリーから、小豆を煮てあんこを拵えることにしています。
お菓子作り。その闇に手を染めた方はご存知の通り、ほとんどのスイーツは常軌を逸した量の白い粉を使います。今回は200gほど使いましたので、これが覚醒剤だったら末端価格で1千万円ぐらいでしょうか。
そう思うと