もっと個人にあったやり方を尊重しよう
当たり前と言えば当たり前です、でもこのことを忘れてしまいがち。
全員に同じ効果のあるモノや、やり方なんて無い。
それぞれ持って生まれたものが違う
あなたはお酒が飲めますか?
お酒は、飲める人・飲めない人がいます。
逆上がりの練習で、1時間やれば出来る子どもと、
何時間かけても出来ない子どもがいます。
ピアノがすぐ上達する人と、
レッスンを何年しても上手く弾けない人がいます。
それぞれ持って生まれたものが違うのです。
お酒を飲む練習をしても、飲めるようにはなりません。
同じ先生に指導されて、同じ時間、同じ内容で練習しても、
逆上がりやピアノは、出来ない人には出来ないのです。
それぞれにあうものが違う
私は子どもの頃からひどいアレルギー体質です。
ある時アーユルヴェーダ(インドの生命科学)に出会いクリニックにもお世話になり、気づいたことがたくさんありました。
同じ食べ物でも、Aさんには効果的でもBさんには逆効果になりますよ、
と教えているのがアーユルヴェーダです。
食べ物の持っている性質が、個々人の持っている性質と
あう場合とあわない場合があるからです。
一律にやるのはどうなの
これとは反対に、個人の体質をあまり重視しないのが西洋医学かなと思うのです。
なので、今回の新型コロワクのようにほぼ全ての人に対して同じワクチンを接種するやり方って、非常に乱暴な面があると思っています。
「個人個人にとってどうか?」ということにはほとんどフォーカスせず、
誰に対しても同じ手法を用いるやり方だからです。
ワクチンハラスメントの改善を求めて署名提出
ワクチンハラスメントの改善を求め
「全国有志看護師の会」がワクハラ問題の改善を訴えました。
3回目を断りワクハラを受けた学生は、他の生徒がいる前で呼び出されて威圧的な態度をとられたようです。接種をしないと実習に参加できないという事例も相次いでいるそうです。
アレルギー体質なのに、半ば強制される形で接種をせまられる。
接種は任意なはず。なのにほぼ義務であるかのような圧力がある。
あなたが当事者だったらどんな気持ちになりますか?
これって「お酒は身体にいいと言われている」という視野の狭い見解で、
お酒が飲めない体質の人が、飲みたくもないお酒を飲まされるようなものではないでしょうか。
「多様性」が大事だと声高に叫ばれているのに、本当に個人にあった選択をしたくてもそれが出来ないような空気に対して違和感がつのるばかりです。
個人の身体・思いを尊重すべき
医療だけに限りませんが、大事なのはもっと身体の個性を重視した
「ひとりひとりの人にとってはどうだろうか?」という視点です。
同じ薬であっても、Aさんには効果があるけれども、
Bさんには効果が無い上にマイナスになるというごく当たり前の現実があるからです。
多様性を尊重するってどういうことでしょうか?
より多くの人が、個人の選択を尊重すべきであるという意識を共有することです。決まりきった一つの考えを相手に押し付けるものではないはずです。
自分の身体の健康に関心を持つ
だからこそ私たちには、自分の身体の主治医であることが大切。
「自分には何があうのか?」を上手に選択する力をつけていかないと
健康は守れないからです。
つい忘れがちになってしまう自分の身体、そこから送られるメッセージ。
それらに静かに耳を傾け、自分の感覚を取り戻しましょう。
国民全体に一斉に同じ薬を接種するようなことは、もう変えていくべき時が来ているのではないでしょうか。
医療・福祉関係の学校や養成施設の学生さんに(もちろん私たち国民にも)接種を強制することが無いようにと願うばかりです。
何がその人にあっているのか、何がその人をより良くするか?
それは人それぞれです。
持って生まれたものがそれぞれ違うのです。