ピースフルなお茶フェス。楽しかった「エコ茶会」
こんにちは。台湾茶好きのわん吉です。
中国茶・台湾茶好きな人たちの間で人気だという「地球にやさしい中国茶交流会(通称エコ茶会)」のことを知り、興味深々で行ってみました。
地球にやさしい中国茶交流会とは?
中国茶・台湾茶を中心とした、お茶をとことん楽しむイベント。2008年に第一回が開催されて以降、ほぼ年に一度開催されています。今年は20回目です。
お茶を飲むための茶杯や、買ったお茶を入れるエコバックは自分で持って参加しよう〜!と呼びかけて、身近なエコを実践しているので、地球にやさしいと謳っているのだそうです。
えも言われぬ、よい香りに包まれた会場
東京都立産業センター・浜松町館。エスカレーターで会場のある2階に上った途端、えもしれぬよい香りに包まれました。
あぁ、お茶の、自然の、いい香り。これだけでも来た甲斐あるんじゃない?
中国茶・台湾茶は香りを楽しむのも、その極意のひとつ。
ひとつひとつの茶葉のよい香りが集結すると、こんなワンダフルな癒しの空間が生まれるんだ、と驚かされました。
会場は大賑わい。お茶好きがいっぱいのピースフルなお茶イベント
入場料は1000円。事前にオンラインチケットを購入するのがおすすめですが、わん吉は当日券で入場しました。
会場を見渡すとたくさんの販売ブース。入場時にいただいた冊子を見ると、36店舗ありました。
中国茶、台湾茶のほかに、インド紅茶や日本のお茶も。茶器や雑貨のブースもあります。
どのブースでもスタッフの方たちが気さくに「試飲いかがですか〜?」と声をかけてくれます。
これは、いろんなお茶を知ることのできる絶好のチャンス!
ワンコイン茶席というお茶会体験
会場の端の方で、皆さんが輪になって静かに盛り上がっていました。
なんだろう?と思っていたら、聞こえてきたのが「お茶席チケットもうすぐ販売します〜!」とのスタッフさんの声。
どうやらここで、小さなお茶席が開催されているようです。わん吉もとりあえず列の最後尾に並んで、冊子をチェック。
ツーコイン茶席(1000円)とワンコイン茶席(500円)があり、お茶の先生が淹れるお茶をいただけるとのこと。お茶席は5テーブルあり、各テーブル5名まで。午後には30分のお茶席が4回開催されます。
珍しいお茶をおいしくいただける、これまた絶好のチャンスです。
わん吉は紅茶の茶席チケットをワンコインで購入しました。
知らない人同士なのにお茶を通じて話も弾む
テーブルに行くと、中国茶を指導されている老師(先生)が座っています。そして参加者が5名。はじめまして、よろしくお願いします、のごあいさつで席につきました。
老師がお茶を淹れ始めます。穏やかな老師で、エコ茶会楽しいですね、とゆるい会話が始まりました。だんだん話も広がって、それぞれのお茶愛やお茶との出会いを軽く語ってみたり。
老師のお茶を中心に、なんだか不思議と楽しくて居心地のいい空間ができている!
30分のお茶席が終わると、ありがとうございました、で自然に解散。
なんと清々しい茶席なんだと、静かに感動したわん吉でした。
お茶で出会う、というお茶の不思議な作用
お茶には、知らない人もお茶を一緒に飲むことでおのずとコミュニケーションが生まれる、という不思議な作用があるそうです。
お茶席で一緒になった方と、ブースのご店主と、一息ついたテーブルにいた方と。わん吉はひとり参加でしたが、いろんな方とお話ができてとても楽しいひとときでした。
今年は2日間の開催でのべ1800名が訪れたとのこと。過去最大の参加者数だったそうです。
来年2025年は11月22日(土)23日(日)の開催とのこと。東京にいればぜひまた参加したいと思います!