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シンガポール旧正月の街歩き雑感。台湾の春節と比べてみました
こんにちは。シンガポールのわん吉です。旧正月(2/10)も明け、辰年の街が動き出しました。
シンガポールで迎える旧正月の雑感。去年まで暮らしていた台湾の春節ともざっくり比べてみました。
シンガポールの旧正月は、意外にもお休みの店が多かった
世界中の観光客が訪れるシンガポール。当然ホテルは営業するし、旧正月の休暇で訪れる人も増えるだろうし、店は旧正月も通常運転かと思っていたら、意外にも大晦日の夜からけっこうなお店がお休みに入りました。
中華系の皆さんにとって、旧正月は家族と過ごすもの。特に大晦日の夜は、みんなで食卓を囲み、年越しを共に過ごすという大切な時間です。
台湾の大晦日は夕方までにはほとんどの店が閉まってしまいましたが、人口の75%が中華系というシンガポールも同様。ショッピングモールも夕方6時には閉店となり、いつも賑わう場所が閑散としていたのはなかなか印象的でした。
元旦のオーチャード通りも静かでした。経済活動の盛んなシンガポールも、ちゃんと休むんだ、と感慨深かったです。
お正月の2日目にはぼちぼち、3日目となるとかなりの店が営業開始、中華系ではないインド系やマレー系の皆さんが多く働いている様子でした。お互いの祝日をカバーし合うのは、多民族国家のシンガポールならではですね。
新年は赤を着る。シンガポールは明るい赤が多い
旧正月の街を飾る赤は、中華文化の祝祭色。新年には皆さん赤いものを身につけます。赤いシャツやワンピースはもちろん、赤い下着のパンツもまじめな運気アップアイテム。
同じ赤でも、台湾とシンガポールでは違います。台湾では渋めの中間色的な赤をよく見かけましたが、南国のシンガポールは国旗にもあるフレッシュな赤が主流。ザ・赤といった感じです。
さて、旧暦新年はわん吉も赤を着て街歩き。街には赤でキメている中華系の人がたくさんいました。地元シンガポールの皆さんに加えて、この時期は中国の観光客も多いですし。チャイナドレスもちらほら。
欧米の観光客も赤を着ている人がけっこういました。旅先の文化を尊重する心意気、素敵です。
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昼間のチャイナタウンはひっそり、マリーナ・ベイ・サンズは賑やか
大晦日の年越しは盛大な盛り上がりを見せたチャイナタウン。一夜明けた元旦の日中は閉まっている店も多く、開いているのは稼ぎたいお土産屋とレストラン。歩いているのはほとんど観光客でした。
夜は巨大な龍がライトアップされます。Grabのドライバーさんにも「夜のライトアップ見にいくべし!」と強くおすすめされました。
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一方、昼間のマリーナベイサンズ。ショッピングモールも賑やかで、中国をはじめ、世界中の観光客がたくさんいました。
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旧正月は元宵節まで。ウキウキムードがもう少し続きます
今日は初五で、お正月明け5日目。シンガポールはもう日常ですが、台湾は今日まで春節の祝日です。
休みは明けても、旧正月の期間は14日間続き、台湾では大規模なランタンフェスティバルが開催中。そして14日目に元宵節を迎えて旧正月が終わります。
湿気がありシンシンと寒い台北では、いよいよ春がやってくると心ときめく暦でした。一方、シンガポールは春どころか常夏。昨年末から続いていた雨季も終わりかけていて、旧正月が明けるといよいよ本格的に暑くなりそうです。