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富士山はハードだった!低山ハイクの魅力を再発見

 低山ハイキングの魅力:自然の中での深呼吸

こんにちは、まめこです。今日は、低山ハイキングの魅力について書いてみたいと思います。

富士山での気づき

この夏、一生に一度は登ってみたい!と思っていた富士山にチャレンジしました。初心者向けのツアーに参加したのですが、雨の中を7キロのリュックを背負って登るのは、体力に自信のないアラフィフのわたしにとっては、想像以上に大変でした。

睡眠をしっかりとって準備しましたが、7合目あたりから軽い吐き気に見舞われ、岩場ですっかり体力を消耗してしまいました。8合目の山小屋で一泊し、翌日は頂上を諦めて下山しました。

それでも、山小屋から見たご来光の素晴らしさに感動し、自分史上最高地点まで歩いた達成感も味わえたので、本当に行ってよかった!

この経験を通して、わたしが本当に好きなのは、山を「登る」ことではなく、自然の中を「歩く」ことだと気づきました。

五感で味わう低山の魅力

なだらかなスロープの森林を歩き、木々が風に揺れる音を聞きながら、時々立ち止まって深呼吸をする。そんなゆったりとした時間が好きです。

森林浴をするように、豊かな自然の中をゆっくりと歩く時間は、自分を整える大切なひとときとなっています。

『日経ヘルス』と『日経グッディ』のコラボ連載(2024年9月30日)で紹介された研究によると、低山ハイキングには驚くほどの健康効果があるそうです。

週1回の山歩きで脚力が約26%向上し、5時間の山歩きで1週間分の推奨運動量がクリアできるとのこと。これは驚きですね。あなたはあなたの楽しみ方でいいよ、と言ってもらったような気がします。

お気に入りの大仏ハイキングコース

鎌倉の大仏ハイキングコースは、わたしのお気に入り。なだらかな道を歩きながら、豊かな自然と歴史を同時に味わえる贅沢なコースです。


浄智寺境内にあるお茶室
宝の庭でランチ
能登支援のイベント

大仏がコースの終着点ですが、わたしは長谷寺に行くのが好きです。長谷寺の観音様は、いつも心を癒してくれます。

高さ9メートルの木彫りの十一面観音様は、頭上に11の表情豊かな顔を持っています。笑顔や優しい顔、怒った表情など、様々な感情を表現していて、どんな気持ちになっても受け止めてくれているような安心感を感じます。

この観音様は、右手に錫杖(しゃくじょう)というお坊さんが歩く時に持つ杖を持っています。昔から大仏様と縁が深いこの観音様に決意を表明すると、決意を叶えてくれると言われる大仏様のところまで連れて行ってくれるのだそう。わたしも時折ここで小さな決意を胸に刻みます。

北鎌倉駅→浄智寺→葛原ヶ岡神社→銭洗弁天→佐助稲荷→鎌倉駅のショートコースは所要時間2時間弱で、初心者でも楽しめておすすめです。


ハイキングコース
長谷寺からの景色

自然との調和を感じて

自然の中を歩くと、季節の移ろいに気づき、わたしたちも自然の一部なのだと実感します。

みなさんのお気に入りのお散歩コースはどこですか?

わたしの経験が、ほんの少しでも、身軽に、自分らしく生きていくお役に立てば嬉しいなと思って書きました。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

今日も良い一日でありますように🙏