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自分を知るためのツール:その3 ストレングスファインダー

こんにちは、まめこです。今日はHSPのためのツール5選シリーズ、3回目となるストレングスファインダーについてお話ししたいと思います。


自分の強みを見つけるツール

ストレングスファインダーとは、その名の通り「強み」を「見つける」ためのツール。34の資質項目から、あなたの持つ強みトップ5を教えてくれます。自分の特性を知り、それを活かすヒントを得られる心強い味方です。

詳しくは[公式サイト]をご覧ください。

HSPに多い「内省」と「収集心」

HSPの方の中には、このストレングスファインダーで「内省」と「収集心」が上位に来る人が多いと聞きます。わたしのトップ2もまさにこの2つでした。

思考が自動操縦モードになるとき

内省の特性は日々の仕事でよく顔を出します。通訳中に気になるキーワードや知らない用語が出てくると、その背景や関連性が気になってしまいます。思考が自動操縦モードで展開し始めたら、「戻ってこーい」と自分に言い聞かせることも。

通訳という仕事では、この内省的な思考をいったん脇に置く必要があります。「いまここ」での集中が求められるため、深く調べたい衝動に駆られても、その思考をいったん手放さなくてはなりません。同時通訳は、あちこちに飛んでいきがちな思考とうまく付き合うための、良い訓練の場になっています。

二つの特性を活かす

仕事では内省と収集心の相乗効果を感じることがあります。会議の準備をしていると、その背景や仕組みが気になって、気づけば何時間も調べ物をしていることも。効率的とは言えないかもしれませんが、学ぶプロセスが楽しいのと、全体像が見えて腹落ちした時の満足感がたまらなく好きなのです。これは「収集心」という特性が影響しているのだと思います。

この内省と収集心という組み合わせは、HSPの方によく見られる特徴のようです。物事を深く感じ取り、考え、より学びたいという気持ちが自然とでてくるのかもしれません。

バランスを取ることの大切さ

わたしの場合、特に人とのおしゃべりの時は要注意です。ふと気づくと頭の中で思考が展開したり、深く潜ってしまい、相手の話に関心がないと勘違いされてしまう可能性もあるので、意識的に「今」の対話に戻るように気をつけないといけないなと思っています。

思考の海に潜ると、気づいたら電車で乗り過ごしていた、とか、エレベーターのドアが開いたら行き先階でもないのに降りていた、なんてこともよくあります。わたしの場合は、MBTIのINFJでもこの傾向があるので、本当に意識しないといけないのです。

みなさんにも似たような経験はありますか?

内省や収集心の資質がマイナスにならない仕事や環境

実は通訳という黒子の職人を仕事にするまでに、複数の会社や仕事を経験して、人前に出る仕事や、マイペースが許されない集団行動の職場ではストレス性胃潰瘍になったりもしました。

HSPは内省や収集心の資質を活かせる仕事や働く環境に身をおくと、エネルギー漏れを防いで楽に働けるかもしれないですね。

わたしの経験が、ほんの少しでも、身軽に、自分らしく生きていくお役に立てば嬉しいなと思って書きました。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

今日も良い一日でありますように🙏