HSPと禅的な暮らしで心の余白を
こんにちは、まめこです。今日はHSPと禅的な暮らしの相性について書いてみたいと思います。
HSPと禅的な暮らし
禅的な暮らしに惹かれています。暮らしも、生き方も、持ちすぎることなく、本当に自分にとって必要なものを見極め、余計なものを持たないシンプルで心地よい暮らしをしたいな、と思っています。
HSPは、周りの刺激に敏感です。わたしの場合は頭の中が忙しくなりがちで考え事で思考がぐるぐるしているとき、プチ断捨離をしたくなるのですが、不要なものを手放すと思考もすっきりすることをこれまで何度も経験してきました。
HSPと禅的生活はとても親和性が高いのではないかと感じ、わたしの生活にも少しずつ取り入れ始めました。
暮らしを整えるヒント:おすすめの本3選
禅的な暮らしに興味を持ち、これまでいろいろな本を読んできました。今日はその中から、特に気に入った3冊をご紹介します。これらの本は、禅的な暮らしをするのにとても参考になりました。
1. 「半分」の魅力:川野泰周著「半分、減らす」
川野さんは、ものごとを「半分」にすることの意味を伝えています。半分くらい減らしてみようというのは目安として分かりやすいですよね。例えば、持ち物を半分にしたり、スマホを使う時間を半分にしたりすることを提案しています。わたしは特に、「スマホの使いすぎ問題」をどうにかしたいと思っていたので、スマホを見る時間を「半分、減らそう」と意識して、スマホを寝室に持ち込まない、SNS利用に制限をかけて閲覧時間を減らすことを試しています。この本では何事も極端に走らず、偏りなく、ちょうど真ん中くらいのところを意識する「中道の精神」を目指そうと書かれています。「半分、減らす」の実践は、この「中道の精神」を、私たちの等身大の暮らしのなかで体現していくための提案だと著者は言っています。
2. 不要なものを持たない:枡野俊明著「持たない」
枡野さんは、物を減らすことで心の余裕を生み出す方法を提案しています。例えば、本や服を必要最小限に抑えることや、日用品を兼用することなどを勧めています。特に印象的だったのは、「必要なものを持つ」のではなく、「不要なものを持たない」という視点の転換です。また、商業主義に躍らされて、次から次にものを消費するのではなく、常に一歩立ち止まって、「このものにはどんな思いが込められているのだろう?」と想像してみることの大切さを説いています。「ひとつ削ぎ落せば、心は少し自由に、軽やかになります。ひとつ持たなければ、その自由さ、軽やかさが、また少し増すのです」と著者は言います。どこまでも軽やかに生きてみたいです。
3. 心の豊かさを求めて:金嶽宗信著「『禅的』持たない生き方」
金嶽さんは、物質的な豊かさよりも心の豊かさを重視する生き方を提唱しています。具体的には、日々の暮らしの中で「足るを知る」ことの大切さや、自然との調和を意識した生活を送ることなどを勧めています。
SNSと上手く付き合う
SNSでおしゃれな暮らしや素敵な商品を見ていると、本当は要らないのに「いいな」と思って欲しくなることがありませんか。わたしもよくあります。すてきな感性の方の投稿を見るのは楽しいのですが、同時にモノが増えると心がせわしなくなる感覚もあります。
そんなとき、これらの本を読み返して、わたしにとっての「心地よさ」を思い出すようにしています。HSPの特性を大切にしながら、禅の思想を実践する生き方から学ぶことで、より自分らしい日々を過ごせるのではないかと感じています。
わたしの小さな実践
以前にこちらの記事にも書きましたが、わたしも少しずつトライしています。
まずは身近なところから、洋服や靴の断捨離を始めました。クローゼットをすっきりとした空間にしたいと思い、本当に気に入っているもの、よく着るものだけを残しました。結果として、毎朝の服選びが楽になり、心にゆとりを持って1日をスタートできるようになりました。
まだまだ道半ばですが、これからも少しずつ削ぎ落して心が自由になっていく感覚を味わいたいと思います。
わたしの経験が、ほんの少しでも、身軽に、自分らしく生きていくお役に立てば嬉しいなと思って綴りました。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
今日も良い一日でありますように🙏