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休職に至るまで③ 教育現場の現状・伝わらない思い
前回のnoteはこちらです。
今回はこの翌日以降の話。
しんどいのでうまく言葉にできてません。
読みづらいのご了承ください。
⚪︎校長に呼び出される
朝すぐに校長室へ呼び出されました。
校長から
先生にはハンドボール部をもってほしい。
言われた言葉にやっぱりな。
全体のバランスを見た結果そうなるんだろうな。
なんとなく思ってました。
校長はこちらの提案を飲んだ上で、
ハンドボール部にしてあげたと言わんばかりの説明をします。
1・外部コーチがいるため、土日は見なくて良い。しかし、土日に中体連の大会の引率がある場合は来てもらわないといけない。
2・外部コーチもいるので指導の必要はない
ということ。
その後もしっかり説明されたものの、
いや違う。そんなことどうでもいいんだ。
私の不安は募るばかり。
無理です。
他のことは全部引き受けられても
協力できても。
運動部は無理です。すみません。
そう伝えました。
校長は険しい顔をして私に言いました。
今が協力するときなんじゃない?
あ、私は何も協力できてないんだ。
そう言われて涙が溢れました。
覚悟を決めたこの決断がみんなを苦しめている。
そう思うと涙が止まりませんでした。
⚪︎現状を聞くものの納得がいかない
涙が溢れたあとも説明を受けました。
持つ人がいない。
人員がマイナスなうえ、年配層も50代と20代が多く中堅がいない。私しか持ち手がいないことを説明されました。協力してほしい。お願いだと。
そのあとも何を言っても同じだと思ったので
考えさせてくださいと校長室を出ました。
学年の準備をするために、
学年の会議に合流。
今年度から来た50代女性の先生に
部活の打診があったか聞きました。
まだないよー!
周り回って私というわけでもなく、
とりあえず持てそうな私に打診を最初してるのか。そう思いました。
そうするとまた校長室へ呼び出され。
教頭と校長2人と話すことになります。
教頭の専門は体育。
体育教師らしくハンドボール部の現状、
そしてこれからのこと。
部活動は外部に委託になっていくこと。
理路整然と説明されましたが、
私は首を縦にふれませんでした。
私以外の人に打診はしましたか?
そういうと沈黙。
全体のバランスを見たら
まめこ先生が適任なんですよ。
と、校長。
いやいや。納得がいかない。
全体のバランス?
個人の抱えてるものは?
そういうものは加味されないのか。
私がわがままなのか。
もうわけがわからなくなってきました。
⚪︎辞める決意をする
教頭は途中で退室。
その後涙が溢れて止まらなくなるものの、
今までのこと、そして鬱を患っていたことを伝えます。不安であること怖いということ。
キャパを超えてしまうのではないかということ。
私は部活をしたいのではない。
教科を教えたいということ。
全てを包み隠さず伝えました。
子どもがいることへの不安も伝えました。
それでも周りの人はやってきている。
私にして欲しい気持ちはやはり変わらないということ。
年度当初決めてきた覚悟。
私と家族で決めてきたんだ。
伝えるしかない。
私教員やめます。
私はこの学校でお荷物な存在にしかなりません。
国語を教えられて部活をみられる人は
たくさんいると思います。
ありがとうございました。
と、伝えました。
すると校長は、
分かりました。教育委員会に伝えます。
案外簡単に辞めることできるんだ!
なんて思ってしまった私もいましたが、
少し心が軽くもなりました。
あらゆる呪縛からの解放ですかね。
良いんだこれで。
校長はそのまま電話を教育委員会へ。
すぐに代わりの人を見つけて欲しいことを伝えていました。
教育委員会もひとまず受けてくれました。
すぐには代わりは見つからないので
それまでは頑張ってくれますか?
と言われたので、
子供たちのためなら頑張ります。
と伝え涙を拭いて校長室をあとにしました。
⚪︎辞めるのは今じゃない
職員室には誰もおらず、
とりあえず自分ができる仕事をこなしました。
それでも心はモヤモヤ。
これでよかったんだよね。
そう思っていました。
すると先ほど相談した先生が職員室に。
大丈夫?どうだった?
その言葉に涙が止まらなくなりました。
すぐに背中をさすってくれる先生。
事情を説明すると、
何それ?は?
協力してないとでも思ってるん?
校長への怒りを露わにしながらも、
私の背中をさすってくれました。
ごめんね力になれなくて。
私は運がよくここまで運動部をもたずに
来てしまって。私もこの歳から運動部もつのは怖いし、まめこ先生と同じで部活はなくてもいいと思ってやってきたから。代わってあげられないけど、
辞めるのは今じゃないよ。
休んででも自分を守ろう。
頑張ってなったよね。この仕事。
こんなことのために辞める?
校長に言ってもダメだね。
教頭に言うよ。わたし。
そう言われて教頭に現状を相談。
え?辞めるって言ってそのまま受理された?
教頭に言われて頷くと
それはだめだよ。
今じゃない。
校長大丈夫か?
電話してたんだよね?
やばいなそれは。
教育委員会に電話してくるわ。
と言い残し校長室へ。
後日教育委員会にいる私の友人が話してたことですがこれはかなりの大騒動になっていたらしく。
申し訳なさでいっぱいになりました。。。