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名言

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日々の生活にちょっと役立つような名言についてまとめております。
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#哲学

【末人から脱して、超人の先を目指すニーチェの教え】

①ラクダの段階:自分の意志で重い荷物を背負う
②獅子の段階:欲するモノのために闘う
③幼子の段階:夢中になってやりたいことに取り組む
④永遠回帰の段階:同じゲームをやり続ける

「永遠回帰の先に人生が開ける」

(ニーチェ)

【“自分という存在とは何か”問い始めることで、人は自分の人生を生き始める】

確実な死に向き合い、自分の生き方に積極的な意味を見出す。これが人間の本来的な生き方である

「自分の定めを完全に受け入れることで、それまでの経験や出来事を糧にすることができる」

(ハイデガー)

【シンプルで周りのためになる哲学を掲げることで、人は、その世界観に向かっていく】

個人の主観的な行動原理を格律という。この格律が主観的な行動原理を問う

本当に善い大義名分を真剣に徹底追求し続けることで強靭な哲学になる

(純粋理性批判 カント)

【哲学の観点から考えるメタ認知のアプローチ】

①種族のイドラ:人間の本性に根ざす錯覚
②洞窟のイドラ:個人の経験だけに基づいた思い込み
③市場のイドラ:社会生活で伝聞により生じる思い込み
④劇場のイドラ:権威があると思っている人からの影響の思い込み

(フランシス・ベーコン)

【社会が発展していくために必要な”弁証法”の理解】

“つぼみは、花が咲くと消えてしまう。そこでつぼみは花によって否定されるということもできよう”

「弁証法は、和を以て尊しの考えではなく、自分の存在が危うくなるほどの否定の探求。否定して前に進める」

(精神現象学 ヘーゲル)

【生きる意味を自分で見つけられる人はどんな困難も乗り越えられる】

生きる意味は作るのではなく見つける
(サルトル)

生きることにwhyを見出せる人は、ほとんど人生におけるhowの出来事に耐えられる
(ニーチェ)

【他者からの評価と自己主張のバランスが大事】 人間は、常に自らの外で生きており、他人の評価によってしか生きることができない 「周りから認められない、常識から外れた瞬間に、事業も人生も失敗する、良い友人が去り、変わり者として人生を終える」 (ルソー)

【私たちの意識は、属する社会によって規定される】

社会の精神は、制度、法理、道徳、芸術、宗教などの文化的な表現から成り立つ
個人の自己意識は、ほかの人との相互作用を通じて形成される
社会の精神は、個人の自己意識に影響を与え、人の行動や考え方に反映される

(ヘーゲル)

【現代はポスト・モダンに入り、各々が物語を描いていく時代に突入した!?】

現在は、世界全体を解釈する大きな物語、つまり、思想的な枠組みが存在しない時代である

それは、社会が共有する価値観やイデオロギーが失われてしまったことを意味する

(ジャン・フランソワ・リオタール)

【どんなことがあっても人生を前向きに進んでいく心構え】

幸福への道は1つしかない

それは自分の力ではどうにもならないことについて悩むのをやめることである

「謙虚に自分の力でできることと、できないことの見極めをして、他責にならずに、最大限努力する」

(エピクテトス)

【満たすべき欲望と、 無駄な欲望の線引きが必要!?】

不自然な欲望を避けて自然な欲望をみたすことを考えるべき。なぜなら、無駄な欲望を満たすと後々、痛い目を見るから

自分にとって“何が十分か”の線引きをすることで満足度も高まるし、穏やかな幸せを手に入れられる

(エピクロス)

【メンタルが不調だなと思ったときにこそ、忙しくすることが大事!?】

現実の不幸は、その人自身が生んでいる考え方そのものである
人は暇になると不幸やリスクを考え始める

「一旦何も考えないようにすることも精神衛生上大切」

(幸福論 アラン)

【実は、その「欲しい」は周りから少なからず影響を受けている!?】

人の欲望は個人が独立してもつものではなく、誰かを真似したい、他人が欲しがるものを欲しいという感情からくる

「自分が何を真似したいのか分析すること、付き合う人・環境を変えてみることも重要」

(ルネ・ジラール)

【人類の相互理解に向けた知的空間の創出が重要】 “社会正義、真実の追求、自由の追求に関わるより大きな問いのために、導き出せるものはなにか? 我々が為すべきことの推進力になる倫理的核とは何か?どう衝突を克服し、共通理解に至ることができるのか?” (パトリシア・ヒル・コリンズ)