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名言

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日々の生活にちょっと役立つような名言についてまとめております。
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2024年4月の記事一覧

【悟りを経ても迷いは消えない】

どんな人間でも迷いは生じるが、

・エゴを捨て、ものごとの道理を知る
・全力で今に集中し、周りと一体化する

「あらゆる行為を修業と捉える、大きな成果をあげようというエゴを捨てて取り組み続ければ次第に全能力を発揮できる」

(正法眼蔵 道元)

【日常生活をしている私たちに煩悩が生まれる2つの理由】

無明:ものごとの道理を正しく合理的に考える力が欠如している
執着:欲望にとらわれている

「対策は、ものごとが諸行無常であるという理解をする、自分がもつものは何もないと考える」

(涅槃寂静 ブッダ)

【ブッダが導く悩み解消の捉え方】

この世の中は一切が皆、苦だ(苦諦)
原因は心の中の煩悩にある(集諦)
この煩悩を消滅させれば苦は消える(滅諦)
煩悩消滅には8つの道を実践すれば良い(道諦)

(四諦 ブッダ)

【自分という人間を社会に順応させることの重要性】

人には自我がある故、「自分は特別な存在だ」と思ってしまう。しかし、壁にぶつかりながら、実は自分は特別でもなんでもなく、周囲の人たちのおかげで生かされているということに気づく

(罪と罰 ドストエフスキー)

【東洋における芸術鑑賞で必要なのは制作者と鑑賞者の心と心の共感であり、謙譲の心】

西洋の芸術観:芸術は製作者の自己表現
東洋の芸術観:制作者と鑑賞者による共同作業

「傑作というのは、私たちのうちに潜む最上の感情を奏でる交響楽のこと」

(岡倉天心)

【西洋において、人の心を動かすのは、一貫性を保ち、何かを表現したいという強烈な欲求】

真の芸術は表面ではなく、人の内面のずっと深いところに届く。人はそれがなぜか知らないまま、何らかの行動を起こし何かに影響される。

「導き手になれるのは自分のみである」

(ロバート・ヘンライ)

【私たちは、いずれ、人類史をもとに“何を望みたいのか”、問い続けることになる】 知らないことを受け入れられば、観察結果を収集して新しい知識を獲得し、新たな力やテクノロジーを獲得できる 「欲望や死をコントロールできるようになる未来が見えている」 (ユヴァル・ノア・ハラリ)

【冷戦以降世界を理解する上で役立つ7つの主要文明】

西欧文明
中華文明
日本文明
ヒンドゥー文明
イスラム文明
東方正教会文明
ラテンアメリカ文明

「各文明は、日本を除き、複数の国家で成り立ち、宗教を有する」

(文明の衝突 サミュエル・ハンチントン)

【キリストの7つの大罪から今の自分の悪い習慣を客観的に振り返る】

①嫉妬
②傲慢・高慢
③怠惰
④憤怒・怒り
⑤強欲・物欲
⑥色欲・肉欲
⑦暴食

「罪が重い順で並んでおり、罪に身を委ねることで、自身を滅ぼすことに繋がる」

(エヴァグリオス・ポンティコス)

【ブッダが説く7大欲求と人生をよりよく生きるための方法】

①生存欲
②睡眠欲
③食欲
④性欲
⑤怠惰欲
⑥感楽欲
⑦承認欲

「自分の欲を認識して、心身を観察してみる、執着=心の反応をなくすことで悩みがなくなる」

(ブッダ)

【人生の意味は苦しみの中にどんな意味を見出すか】

“人は強制収容所に人間をぶちこんですべてを奪うことができるが、たったひとつ、与えられた環境でいかにふるまうかという、人間としての最後の自由だけは奪えない”

「個人の尊厳は、決して他人に委ねてはいけない」

(夜と霧)

【準備が整う日は永遠にやってこない。準備は常にしておこう】

準備しておこう。チャンスはいつか訪れるものだ

「できる限り早く、未完成の状態で周りへ公言する。覚悟を決めた挑戦は、どんな結果になろうともその経験によって成長できる」

(エイブラハム・リンカーン)

【歴史的にも戦略は戦術に勝る】

日本は体験的学習による察知で成功する戦略を発見しがちである

勝利につながる「指標」をいかに選ぶかが戦略であり、性能面や価格で一時的に勝利しても、より有利な指標が現れれば最終的な勝利にはつながらない

(失敗の本質)