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2024年 私的ベストソング
ここ数年、新しい音楽は、ほぼ Spotify か YouTube 経由で聴くようになった。
カセットテープやレコード、MDは実家の引き出し、CDは自宅の収納ボックスに眠っている。
Spotify の「Release Radar(自分がフォローしているアーティストやよく聴くアーティストによる新曲に、Spotify上での音楽聴取傾向を解析したアルゴリズムをもとにお薦めする最新リリース曲を交えたオリジナルプレイリスト)」を聴き流すことが多かった。
そんななか、2024年、とくに心に響いた10曲をまとめてみました。
さよならポエジー - 半分になった俺たちへ
神戸で結成されたスリーピースバンド、さよならポエジー のアルバム「SUNG LEGACY」より。
今年いちばん聴いたアルバムで、ほどよい疾走感のあるサウンドと文字で確かめたくなるポエジーな歌詞とのバランスがリピート再生に。
なかでも「半分になった俺たちへ」の歌詞は、とても共感できるものだった。
fumi - 名前のついていない人
plums 吉田涼花と 1inamillion 藤谷真吾による2人組プロジェクト fumi のEP「名前のついていない人」より。
イントロからかなりエモーショナルだと思った楽曲。JYOCHO を彷彿させる。
glaive - even when the sun is dead, will you tell them how hard i tried
アメリカのシンガーソングライター Ash Gutierrez によるプロジェクト glaive のEP「a bit of a mad one」より。
どこかバランスが崩れてひっ迫していて、感情のまま訴えてくるサウンドに圧倒された。
Camille Schmidt - Bumblebee Drinks Lavender
アメリカのシンガーソングライター Camille Schmidt のEP「Good Person」より。
アコースティックギターのみの、静かに灯をともすような美しい楽曲。
Kathryn Williams & Withered Hand - Arrow
イギリスのシンガーソングライター Kathryn Williams のアルバム「WILLSON WILLIAMS」より。
ゆったりとしていて、あたたかいものに包まれているかのようなサウンド。
彼女の2002年のアルバム「Old Low Light」は今でもたまに思い出して聴いている。
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Letting Up Despite Great Faults - Dress
アメリカの4人組バンド Letting Up Despite Great Faults のアルバム「Reveries」より。
歌詞は内向的だけれど、サウンドは相変わらずPOPで瑞々しい。アルバムを通して聴くことが多い。
Wilderado - Bad Luck
アメリカの3人組インディーフォークバンド Wilderado のアルバム「Talker」より。
彼らの楽曲を聴いていて頭の中に広がるのは映画「Napoleon Dynamite」のアメリカの風景で、ボーカルは Tom Petty やさしくした印象を受ける。
Iron & Wine - Never Meant
アメリカのシンガーソングライター Iron & Wine が参加した American Football のカバーアルバム「American Football (Covers)」より。
2016年にリリースされた Cyndi Lauper「time after time」のカバー同様、オリジナルのイメージを損なわず、暖炉の横で聴いているような、あたたかみのある楽曲に仕上がっている。
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Sum 41 - Time Won't Wait
カナダの5人組ポップパンクバンド Sum 41 のアルバム「Heaven :x: Hell」より。
気分を上げたいときにちょうどよい疾走感や高揚感、爽快感を味わえるサウンド。
奇しくも当作品がバンドとしてのラスト・アルバムとなった。
Blink-182 - CUT ME OFF
アメリカの3人組ポップパンクバンド Blink-182 のアルバム「One More Time... Part 2」より。
さらに気分を上げたいときにちょうどよい疾走感や高揚感、爽快感を味わえるサウンド。
今作は Tom DeLonge の復帰作としてもありがたく聴いた。