詩「不協和音」
不協和音のなかで
静かに眠れたのは
僕の揺らいだ情緒
と共鳴してたから
嘘にまみれた君の
表情に共感できた
のは
夕陽に照り返る涙
が鮮血のようで生
を主張してたから
交わされてきた言
葉が記号化されて
ゆく
育ててきた植物が
枯れるように美し
く
すべて何事もなか
ったから
不協和音のなかで
静かに眠れたのは
僕の揺らいだ情緒
と共鳴してたから
嘘にまみれた君の
表情に共感できた
のは
夕陽に照り返る涙
が鮮血のようで生
を主張してたから
交わされてきた言
葉が記号化されて
ゆく
育ててきた植物が
枯れるように美し
く
すべて何事もなか
ったから