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2023年も邦楽女性ボーカル曲たちとすれちがう

聴いてきた音楽とともに今年半分が過去になる7月。
なぜ、毎日のように音楽を聴くのだろうと自問する。
それは心をプラスの方面に動かしたいからだと思う。
あとは脳内から心地よい物質を放出したいからなど。
そんななか、わたしとすれちがった全9曲をご紹介。

世武裕子 - みらいのこども2023

清らかに流れるピアノの旋律と歌声。自己肯定感を再認識させる歌詞。

Homecomings - US / アス

やわらかな光の方向にささやかな希望が見えかくれするあたたかな印象。

日食なつこ - 夕闇絵画

夕間暮れに無性に寂しくなる衝動に似た感情。ピアノの旋律。静と動。

笹川美和 - 透明色

ふと深呼吸したくなる。歌詞をかみしめながらメロディに身を委ねる。

JYOCHO - 黙祷

ときに変則的ながら合気道の調和のようなバランスのとれた濃密な音楽。

クラムボン - Utopia

いつだって夢心地で浮遊する感覚に陥らざるをえない。

For Tracy Hyde - Bleachers

夕景の余韻を纏った風に吹かれているような潔い気分に。

downt - 13月

脱力と緊張。物事にはすべて終わりがあるけれどそれでも。

リーガルリリー - 60W

等身大のままでいいんだよと諭されているかのよう。


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