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ちょっと地面に立ちに出掛けてみた
現在進行形で、ズボラかつ自己流なグラウンディングを試みている。これは経過報告であり、どうにかすると結果報告になってしまうかもしれない。
私がグラウンディングという言葉を知ったのは最近のことで、意味を知ったのも最近のこと。占いの結果にその言葉を良く聞くようになってからである。
グラウンディングをするというのは、おおよそ、空想に生きていないで自分が大地に生きていることを思い出しなさい、という意味らしく、わりと当たり前のことに聞こえたから、初めて聞いた時は、何でも名前がつくのだなと世の流れにびっくりした。
びっくりはしたのだけれど、今外に出るとつい地面を見たりする。
そう言えば、裸足で地面を踏んだのは、去年の夏の福井旅行が最後だったかもしれない。旅先で森の中を歩いた時、サンダルと足の間に小石が入ってサンダルを脱いだのだ。足の裏で踏んだ玉砂利は熱く、さらりとしていて気持ちよかった。うっかりそのまま裸足で歩いてみたい衝動に駆られた。
だって福井の森こんななんだよ、裸足になりたくなるでしょう?
童心に返る、というやつである。
けれども私は衝動には従わなかった。何事もなかったかのようにサンダルを履いた。衝動に従わないのが「普通」だと信じていたからそうした。
今頃になって、どうして素直に歩いてみなかったのだろうと不思議に思う。
欲求に従っても良い時にわざわざ逆らうのが普通と疑わないでいたのなら、私は常日頃から自分で自分にストレスをかけていたんじゃないだろうか。
そういうわけで、私は昨日、ちょっと裸足で地面に立ちに出掛けてみた。
古墳へ!
間違ってないよ、古墳って言った。
計画を立てたのは今週に入ってからで、本当は翌日だったらもっと気候が暖かくなるから立ち易かったんだろうけど。
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